ラーズ・ヌートバーとは?
父親はオランダ系アメリカ人、母親が日本人であるため日本代表での出場資格を満たした。
2018年にMLBドラフト8巡目で、セントルイス・カージナルスに指名されプロ入り。2021年6月にメジャーデビュー。58試合に出場して打率.239、5本塁打、15打点、2盗塁を記録した。
2022シーズンは主にライトで、108試合に出場。打率.228、14本塁打、40打点を記録した。シーズン終盤ではリードオフマンを任されていた。
現役バリバリのメジャーリーガー、というよりは覚醒直前の若手超有望選手、という感じで、数字だけ見ると物足りなさを感じるかもしれないが、底知れない才能を秘めたプレイヤーのようだ。
まず選球眼がいい。四球率14.7%はMLB6位である。出塁率も悪くはないし、OPS.788はランクCで「良」に当たる。
ホームラン14本も、フル出場なら30本という計算である。まあ、これはあくまで机上の空論だが。
守備面では、強肩で俊足を生かした広い守備範囲が持ち味である。
鈴木誠也、吉田正尚と共に侍ジャパンの外野陣の一角を担うのであればやはりセンターだろうか。カージナルスでは基本的にはライトを守っているが、センターもレフトもこなす。
打順は1番が最適そうだが、当ブログでは侍ジャパンの1番は大谷翔平推しなので、9番はどうだろうか。1番ヌートバー、2番大谷翔平も悪くはないのだが、9番にヌートバーがいたら怖い打線になりそうじゃないか。
できれば宮崎での代表合宿から合流して、日本代表と連携を深めてほしいが、どうやらそれは難しいようだ。ならばせめて1次ラウンドから参戦、してほしいなあ。
とにかく、ルックスも含め、気迫のこもったプレースタイルなど、日本でも人気が出そうな気がする。現段階では否定的な感情をもっている野球ファンもいるようで、純血主義、みたいな連中に多様性だとかそんな薄っぺらい言葉を投げつけるつもりはそもそもなくて、銀河系の彼方に放置するとして、よく知らない・馴染みのない選手はちょっと、という感情は理解できなくもない。でもまあ、彼のプレーを見れば気が変わるんじゃないかしら。
あと、母方の実家が埼玉県東松山市ということで、個人的に勝手に親近感が湧いた。
所属チームのカージナルスでは人気だそうで、打席に入ると「ヌーーーーーート!」とファンからの掛け声があるらしい。ぜひとも東京ドームでこれをやりたいなあ。まだダメですか?声出し。