GLOBAL BASEBALL BATTLE
世界野球プレミア12
ファイナル
決勝戦
🇯🇵 JPN 0 ― 4 TWN 🇹🇼
🇹🇼 0 0 0 0 4 0 0 0 0 4
🇯🇵 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(日) 戸郷、隅田、藤平、大勢 ― 坂倉
(台) 林、張、陳、林 ― 林、載
【本】林、陳
侍ジャパンオーダー
1. (左) 桑原 将志
2. (二) 小園 海斗
3. (中) 辰己 涼介
4. (右) 森下 翔太
5. (三) 栗原 陵矢
6. (一) 牧 秀悟
7. (遊) 源田 壮亮
8. (指) 佐野 恵太
9. (捕) 坂倉 将吾
(投) 戸郷 翔征
侍ジャパンの先発は戸郷翔征。台湾代表は左腕の林昱珉。
中盤まで両チームともに決め手を欠き無得点。特に侍ジャパンは台湾先発の左腕・林昱珉を攻略できなかった。
試合が動いたのは5回表、キャッチャーの8番・林のソロホームランで台湾が1点を先制。さらに3番の陳傑憲が3ランホームラン。リードを4点とした。
侍ジャパンはチャンスは作るが打線が繋がらず、また台湾の好守備にも阻まれ、流れを呼び込むことができなかった。
投手陣は2番手の隅田以降、ランナーは出すが得点は許さず、踏みとどまった。
それだけに打線がふるわなかったのが悔やまれる。
前日にチャンスを生かした清宮幸太郎などの出番もなく、ビハインドの状況ながら積極性に欠けたように思えた。
この敗戦で、侍ジャパンの国際大会の連勝は27で止まった。
まあ連勝はいつか止まる。
また、侍ジャパンのトップチームが出場する主要国際大会決勝戦で敗戦したのは、1996年のアトランタ五輪キューバ戦以来である。
すなわちプロ選手が参加するようになってからは、準決勝敗戦はあるが、決勝戦での敗戦はなかったのである。
そして台湾代表はトップチーム出場の主要国際大会では初優勝である。
これは歴史的快挙だ。
WBC2023で1次ラウンドを最下位で敗退となり、次回大会へは予選からの出場となってしまったが、どん底からここまで這い上がってきた。
来年3月の予選を勝ち上がれば、おそらくは東京ラウンドにやってくるだろう。そこで侍ジャパンはリベンジマッチだ!
決勝戦らしいセレモニー。
まさにファイナル!
TATTOOあり。
しかし侍ジャパン打線はこの左腕を攻略することができなかった。
侍ジャパン先発の戸郷翔征。
痛い痛いホームランを打たれたが、この敗戦が彼をさらに強くするはずだ。
源田壮亮と張奕。
元チームメイトである。
戸郷の後を受けた隅田知一郎。
ピンチもあったが、無失点で切り抜けた。侍ジャパンに不可欠な左腕となった気がする。
敗者の整列。
おめでとう、台湾!
最後は台湾が強かった。完敗だ。
3位決定戦
🇻🇪 VEN 1 ― 6 USA 🇺🇸
アメリカ代表の先発はケイシー・ローレンス。ベネズエラ代表はマリオ・サンチェス。
3位決定戦の組み合わせは前日と同じである。
先制はアメリカで、3番ウィリアムスの犠牲フライなどで2点を奪った。さらに6回表、1番の俊足シンプソンのタイムリー内野安打などで2点を追加した。
ベネズエラは8回裏にようやく犠牲フライで1点を取るのが精一杯。ベスト4番に進んだが、大会初の表彰台とはならなかった。
アメリカは第1回大会準優勝以来の入賞である。