侍ジャパン歴代キャップの中で異彩を放つのが、このWBC2006のキャップである。
なぜか。
歴代の野球日本代表キャップで唯一、NEW ERA製だからである。
第1回WBCで唐突に登場した、日本代表伝統の縦縞ユニではない、まったく新たなユニフォームの経緯については侍J歴代ユニWBC2006その1で説明しているのでここでは省略するが、まあ利権やら組織やらが入り乱れて面倒なことになってユニフォームが新しくなったのだが、ユニはミズノなのになぜかキャップだけはNEW ERAだった。
なんか色々とあったのだろう。
第2回WBCではキャップもユニもミズノになった。
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team
Replica Cap
WORLD BASEBALL CLASSIC 2006
Home
「その1」で紹介したのはプロコレ、すなわちオーセンティックで、今回のキャップはレプリカ。
NEW ERA製はプロコレとレプリカの差が激しい気がするのは気のせいだろうか。
イチローがね、東京ドームで、このビブラントなデザインのキャップをしっかり着こなしていたんですよ。なので自分も、いける、そう思ったんですよ。
くわぱ。
レプリカだって後部にはWBCロゴ。
そしてサイズ汎用型アジャスターを実装!
NEW ERAなんですよ。
20代の頃は、アメリカ至上主義だった。
クロムハーツにレッドウィングのアイリッシュセッター、リーバイス501XXなどなど、アメリカ万歳!な青春だったので、NEW ERAのキャップを被ると
アメリカ人になれたような気がしたものである。
上記のすべてを身に付けたことは一度もないけれど。
ミズノのキャップは、通気性とかの機能性重視で、まあ優等生のような感じなのだが、NEW ERA製はまったく正反対のベクトルを向いたキャップな気がするわけよ。
どちらがいいというのは個人の自由なんだけど。