WBC2023の開幕が近づいてきた。
以前に侍ジャパンの歴代WBC用ユニフォームをまとめてみたが、キャップはやってなかったなあ、とか思い、まとめてみた。
WBC用のユニフォームとキャップは、ワールド・ベースボール・クラシックという大会がもつ独自性により、従来の野球日本代表伝統の縦縞ユニフォームから大幅なモデルチェンジとなった。WBCがもつ独自性というのは、ようは利権のことで、WBC関連のグッズ等の利益も大部分がアメリカに持っていかれるということである。
これは当然のことにユニフォームにも当てはまることで、野球日本代表伝統のユニフォームの利権をアメリカに奪われてたまるか、ということと、大会に代表チームを派遣する組織が従来のBFJではなくNPBであることもあって、新たなユニフォーム(アメリカに利権をくれてやってもかまうものか!)をつくったわけである。
なので、2006WBCのユニフォームと、その後の北京五輪のユニフォームはまったく違うわけである。
⬇️日本代表の歴代ユニ・キャップ検索はコチラ
⬇️侍J歴代ユニフォームWBC編はコチラ
⬇️WBC休暇取得のために日程を確認しよう!
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team
Successive Generations
Replica Cap
WBC
WBC2006
記念すべき、第1回WBCのキャップ。ホーム用。
優勝した大会のユニフォームやキャップはとても印象に残るので、未だにWBC、というとこのキャップを思い浮かべるファンも多いのではないだろうか。
この時の日本代表のユニフォームはミズノだが、キャップはNEWERAである。
すなわち日本代史上唯一の海外メーカーのキャップというわけである。
WBC用キャップであることの証。WBCロゴ。
フリーサイズではない。すなわちプロコレである。
ビジター用である。
決勝戦で使用していたキャップなので、さらに知名度が高いのではないか。
内側にWBCのタグが!
まあ、このタグもこのときだけである。
WBC2009
WBC史上最高のゲームと評される伝説の決勝戦、イチローの決勝タイムリーが飛び出した韓国戦で有名な第2回大会。
メーカーはユニと同様にミズノになった。
ホームもビジターも共通である。
後部のWBCロゴ。
フリーサイズのアジャスター。やはりユニもキャップもレプリカが良い。というのがこのブログの指針であります。
WBC2013
ホーム用である。
準決勝敗退で終わった大会で、この大会のみの使用なので、印象が薄いような気がしないでもない。
あらためて見ると、悪くないデザインである。
ビジター用である。
かなりインパクトのある「JAPAN」ロゴなのに、上記の理由で忘れ去られたキャップ。
ついでに言うと、ホーム用もビジター用も厳密にはWBC用では無いのです。またもや色々と利権の問題があって、WBCのロゴのないユニとキャップが発売されたのです。日本代表に金が流れるようにするために。僕が僕であるために。
WBC2017
前大会同様に準決勝敗退で終わったが、侍ジャパン常設化により他の国際大会や強化試合でも使用されていたので、忘れ去らてはいないと思う。
個人的には最も好きなキャップである。
このキャップからツバが丸型かフラット型かを選択できるようになった。
WBCのロゴ。もちろん、四年間使用されたので、WBCロゴのない通常キャップもある。
このロゴの使用はこの大会が最後となった。
WBC2023
通常の侍ジャパンキャップとは仕様が異なるWBCタイプで、WBC2017のときと同様に、ツバが丸型と平型の2タイプあり選手もファンも好きなほうを選択できる。
通常タイプが丸型なのでWBC用は平型を買った。前面部になかなか頑丈な型が入っていて型崩れしないようになっている。
WBC用である証。6年ぶりの開催だからか新しいロゴになった。