侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。基本的には月曜、木曜更新です。

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【侍ジャパンの歴代4番打者列伝!】

侍ジャパン歴代4番打者

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くたばれコロナ!とりあえず小さくたって大声で叫ばなければ気がすまぬ。昨日も今日も。

五郎は休業でもなく、テレワークでもなく通常どおりに出勤してるのだが、仕事は制服着用なので出勤時はラフな格好をしている。とても通勤しているようには見えない出で立ちである。でまあ、プロ野球の開幕も延期延期で寂しいので埼玉西武ライオンズのグッズの何かしらを必ず一つは身につけて出勤している。たいていはキャップだが。だからなんだということではないが。

というわけで歴代の侍ジャパン、すなわち野球日本代表4番打者を並べてみたわけである。なぜなら書くことがあまりないからである。本来なら東京五輪予選や2021WBC予選で多忙を極めてるはずだったが、延期だからね。で、このブログで侍ジャパンといったら、基本的には1984年のロス五輪野球日本代表以降のチーム、ということにしている。今回はオリンピックWBCプレミア12をメインにトップチームの4番ということにした。近年は日米野球も侍ジャパンで対戦しているがやはり国際大会とはいえないので今回は除外した。春と夏の侍ジャパンシリーズである強化試合も試用の場なので除外したが、最後に稲葉監督が選んだ4番だけは全員掲載している。

 

 

1984ロス五輪

荒井幸雄(日本石油→ヤクルト)
左投左打
5試合 22打数11安打 2本塁打8打点 打率.500
チーム最年少で4番を任された。ヤクルト時代のイメージからすると4番は意外である。最初に登場するのがスラッガータイプの4番ではないところが侍ジャパンらしい。だが抜群の成績を残している。松永マジックである。後ろには後にチームメイトとなる広澤克実が控えていた。

 

1988ソウル五輪

中島輝士(プリンスホテル→日本ハム)
右投右打
5試合 21打数10安打 1本塁打6打点 打率.436
前年のアジア地区予選から代表チームの不動の4番バッター。オリンピックではチーム最高の打撃成績を残している。

 

1992バルセロナ五輪

徳永耕治(日本石油)
右投右打
9試合 38打数14安打 4本塁打 13打点 打率.368

ここに掲載している歴代4番打者で、唯一プロ入りしなかったアマチュア選手である。オリンピック前年のアジア地区予選で4番を打っていた丹波健二がプロ入りしたことで、代わりを探していた山中監督の目にとまっての起用であった。どうでもいいが五郎は市営浦和球場のイースタンの試合で丹波健二にサインをもらったことがある。

 

1996アトランタ五輪

松中信彦(新日鉄君津→福岡ダイエー)
左投左打
9試合 33打数11安打 5本塁打 16打点 打率.333
侍ジャパン史上唯一、アマチュアとプロで2大会で4番を任された稀有な選手。

 

2000シドニー五輪

中村紀洋(大阪近鉄)
右投右打
9試合 39打数12安打 2本塁打 8打点 打率.308

プロ選手が参加した初めてのオリンピックで日本代表の4番を努めた。ちなみに前年のアジア地区予選の日本代表4番は千葉ロッテの初芝清

 

2004アテネ五輪

城島健司(福岡ダイエー)
右投右打
9試合 37打数14安打 2本塁打 7打点 打率.378

長嶋監督に攻守の要として期待され、前年のアジア地区予選でも4番を任された。キャッチャーで4番というのは代表チームでは相当な重責な気もするのだが、城島は責任を果たしたといえる。

 

2006WBC

松中信彦(福岡ソフトバンク)
左投左打
8試合 30打数13安打 0本塁打 2打点 打率.433

アトランタ五輪に次いで二度目の4番就任。平成唯一の三冠王でもある。0本塁打、2打点と4番としては物足りないが高打率でチャンスメイクの役割は果たした。

 

2008北京五輪

新井貴浩(阪神)
右投右打

7試合 35打数 9安打 1本塁打 7打点 打率.257

星野ジャパンの4番としてアジア地区予選と北京五輪に出場した。腰の状態が最悪のまま大会に臨んだ。帰国後、腰の疲労骨折と診断された。北京五輪惨敗の原因の一つとして、怪我人・故障者をそのまま代表に招集してしまったことが挙げられている。それはアジア地区予選を戦ったメンバーで、もう一度歓喜の輪をつくりたいという思いが強かったからではないか。予選のないWBCでの代表選考では起こらないことだが、東京五輪ではプレミア12のメンバーに固執したりしなければいいのだが、と思っていたがそれもオリンピックが延期になったので杞憂に終わった。

 

2009WBC

村田修一(横浜)
右投右打
5試合 18打数6安打 2本塁打 7打点 打率.333
前年セリーグのホームラン王。アメリカでの第2ラウンド最終戦で肉離れとなり戦線離脱となった。緊急招集されたのは広島の栗原健太。村田離脱の翌日のスポーツ新聞の一面が、栗原を呼べ、だったことは今でもおぼえてる。

稲葉篤紀(北海道日本ハム)
左投左打
2試合 7打数2安打 0本塁打 0打点 打率.286
第2ラウンドの第3試合キューバ戦と、村田離脱後の準決勝アメリカ戦で4番を任される。

城島健司(福岡ソフトバンク)
右投右打
2試合 8打数1安打 0本塁打 0打点 打率.125
第2ラウンドの第4試合韓国戦と決勝の韓国戦で4番に座った。全試合では打率.333だったが、2試合のみだが4番では結果を出せなかった。

 

2013WBC

阿部慎之助(読売)
左投左打
6試合 22打数6安打 2本塁打 6打点 打率.273
アテネ五輪の城島に次いで、キャッチャーで4番の重役を担った。さらにはキャプテンとして、チームを引っ張る立場でもあった。さすがに阿部一人に背負わせすぎではないか、と思った。膝の負傷で開幕戦のブラジル戦のみ欠場。代役の4番は糸井嘉男が努めた。

 

2015プレミア12

中村剛也(埼玉西武)
右投右打
5試合 19打数3安打 0本塁打 0打点 打率.158
現役日本球界最強のスラッガーが、まんをじして侍ジャパン入りしたが期待外れに終わった。実際は中村は2012年東日本大震災復興支援ベースボールマッチで侍ジャパンの4番を打っているので初めての選出というわけではない。オープニングラウンド最終戦で負傷し、4番の座は筒香嘉智に譲った。

筒香嘉智(DeNA)
左投左打
3試合 11打数4安打 0本塁打1打点 .364
負傷で不調の中村剛也に代わり準々決勝から4番に座った。

 

2017WBC

筒香嘉智(DeNA)
左投左打

7試合 25打数8安打 3本塁打 8打点 打率.320
果たして小久保監督は誰を4番に置くのか、という話題でかなり楽しませてもらえた。就任以来、プレミア12以外では中田翔を4番に固定することが多かったが、小久保監督が最終的に選んだチームの4番は筒香嘉智であった。個人的には右バッターの中田翔でいってほしかったのたが。

 

2017アジアプロ野球CS

山川穂高(埼玉西武)
右投右打
3試合 14打数3安打 1本塁打 4打点 打率.214

稲葉監督の初陣となる大会だが、U-24と年齢制限のある大会のため真のトップチームとはいえないメンバーである。オーバーエイジ枠での選出となった山川はまだブレイク前で、ライオンズファンからすると大抜擢であった。翌年の大ブレイクは周知のとおりである。パリーグ本塁打王となった翌年オフの日米野球でも、柳田、岡本らとともに侍ジャパンの4番に座った。

 

2019プレミア12

鈴木誠也(広島)
右投右打
7試合 23打数11安打 3本塁打 12打点 打率.478

記憶に新しい昨年の大会である。2年連続パリーグ本塁打王山川穂高が4番かと思われたが、出場辞退。鈴木誠也が大役を担った。打って、守って、走れるという、侍ジャパンではニュータイプの4番の誕生であった。さらには大会MVPである。予定通りに東京オリンピックが開催されていれば順当に五輪でも4番を任されただろうが、延期のため不透明である。

 

 

東京五輪、2021WBCの侍ジャパン4番は誰だ!

侍ジャパン黎明期といえる、アマチュアが日本代表だった時代の4番は安定した成績を残している。そこはやはりオリンピックを中心に長期的なビジョンで代表チームを運営していたからだろうか。代表監督も、今のトップチームの監督のように監督経験の無い監督が選ばれることは絶対にないし、国際経験のある監督が選ばれている。さらにほとんどの代表監督が前回のオリンピックでコーチとして代表チームに招集されている。ようするに代表監督が代わっても継承されていた、ということである。

今でこそ侍ジャパンも常設化され、監督経験は無いが小久保監督と稲葉監督は長期に渡って代表チームを見ることが可能だった。そのために試用機会もあり、非常に現実的な4番打者を選択することができている気がする。

それでは来年の東京五輪、2021WBCで侍ジャパンの4番を任されるのは誰だろうか。稲葉監督就任以降の侍ジャパンの4番は以下のようになっている。

山川穂高 2017アジアCS

     2018台湾戦

     2018日米野球
筒香嘉智 2018オーストラリア戦
柳田悠岐 2018日米野球
岡本和真 2018日米野球

     2019メキシコ戦
吉田正尚 2019メキシコ戦
鈴木誠也 2019プレミア12

実績でいえば、強化試合や親善試合ではない国際大会で全試合4番を努めた鈴木誠也だろう。対立候補は山川、柳田、岡本

山川穂高はプレミア12辞退でケチがついてしまった感がある。誰にも文句を言わせない成績を残せばまだ可能性はある。柳田悠岐は4番でもいいのだが、できれば別の打順を打ってもらいたい。今後の成長次第では岡本和真もじゅうぶんにあり得るが、レギュラーシーズンがどうなるのかわからないこの現状である、山川岡本もどうなるかまったくもってわからない。

だがやはり最有力は鈴木誠也である。山川岡本のような古いスラッガータイプは5番か6番に置きたい。おそらく現役日本最強打者である柳田は1番か2番を打ってもらいたい。つまらない結論で申し訳ない。サプライズはない。現時点で最も現実的な4番バッターは鈴木誠也なのだ。

 

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