侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

【侍ジャパンシリーズ2025 vs.オランダ代表 第2戦】

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侍ジャパンシリーズ2025・0306

vs.オランダ代表

🇯🇵 0 0 0  0 7 0  0 2 0   9

🇳🇱 0 0 0  0 0 0  0 0 0   0

(日)種市、大津、斎藤、河野、杉山、曽谷 − 岸田、山本

(オ)マルティス、ハイヤー、スルバラン、ボステルマンス、デフロート、ファンフルプ、プリンス、ハンティントン ― マルティー

 

侍ジャパン・オーダー

1.(二)太田 椋

2.(三)佐藤 輝明

3.(左)水谷 瞬

4.(右)万波 中正

5.(指)大山 悠輔

6.(中)梶原 昂希

7.(一)廣瀬 隆太

8.(捕)岸田 行倫

9.(遊)森 敬斗

   (投)宮城大弥

 

侍ジャパンの先発は種市篤暉。種市は2イニングを無安打無失点に抑える好投。オランダも小刻みな継投で4回まで侍ジャパン打線を無得点に抑えた。

試合が動いたのは5回表で、フォアボールの森が盗塁、内野ゴロで3塁に進むと2番に入った佐藤輝明がライトへフライを打ち、1点を先制。ライトが落球した隙に佐藤は3塁まで進んだ。

つづく水谷瞬のレフトへの鋭い当たりをケンプが後逸し1点、さらに万波の犠牲フライ、大山のホームランなどで計7点を奪った。

8回にも海野、梶原のタイムリーで2点を追加した。

投手陣は7回までパーフェクトリレーの好投。8回に曽谷が不運な内野安打を許してパーフェクトリレーは途切れたが、ヒットはその一本で、2試合連続で完封リレーで勝利した。

 

 

オランダ戦の三つのテーマ

井端監督が提示した今回の強化試合におけるテーマが「長打力」、「二遊間」、「左のリリーフ」の三つである。

「長打力」というのは、大谷、鈴木誠也、村上、岡本らのバックアップ的な意味合いでの見極めではないだろうか。

今回の強化試合では水谷、大山にホームラン、万波に二塁打が出ている。細川、佐藤輝明らは長打ではないがチャンスに結果は残した。

いまさらながら水谷を去年のプレミア12で見たかったなと思う。

「二遊間」に関してはかなり難しいのではないか。

今回のセカンドには吉川尚輝、太田椋、矢野雅哉。ショートには長岡秀樹、森敬斗、矢野雅哉が守った。

プレミア12ではセカンドに小園海斗、村林一輝。ショートに紅林弘太郎、源田壮亮、村林一輝が守っている。

これまでの山田哲人や坂本勇人のような圧倒的な打力、または菊池涼介、源田壮亮らの守備力が今の候補には見当たらない。守備力では矢野が頭ひとつ抜けていると思うが決定的ではない。

強いていうならば、二人ともセカンドだが、これまでの井端ジャパンでは小園が、今回のオランダ戦では吉川尚輝を推したい。

ショートは現状では誰でもあまり変わらない、というところである。残念ながら。ルーキーの宗山塁が風穴を空ける可能性もじゅうぶんにある。

「左のリリーフ」は塹江、橋本、河野、曽谷らが登板。どのピッチャーも満足のいく結果だった。特に曽谷は、不運な内野安打を許しはしたが、完全にオランダ打線を翻弄していた。