令和5年10月5日の東京中日スポーツ。
WBC2023で侍ジャパンを優勝に導いた栗山監督が勇退し、次なるトップチーム監督は誰になるのか?という話題で暮らす世間は持ち切りだった、という程ではないようだが、イチロー、松井秀喜、工藤公康、松坂大輔、といった名前が候補として挙がったり消えたりしたものである。
とにかく、あれだけ劇的なフィナーレを迎えた栗山監督の後任は誰もやりたがらない、という雰囲気に覆われていたような侍ジャパン界隈。
誰が火中の栗を拾うのか、と思われていた。
拾ったのは井端弘和であった。
個人的には適任だと思っている井端監督。何よりも日本球界をより良くしようと心を砕いている。
本来なら次のWBC2026までを任期とするはずだが、この時点では翌年のプレミア12までとされていたのはやはり本命はまだ別にいる、ということだったのだろう。
とはいえ地味だとは思う。地方版は不明だが、井端監督就任を一面で報じたスポーツ新聞は東京中日スポーツだけ(もちろん中日スポーツも)であった。
それにしてもトーチュウが電子版のみになってしまうとは思わなかった。