存在を忘れかけていた大会。それがアジアプロ野球チャンピオンシップ。
他の国際大会同様に新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になっていたわけだが、そもそもまだ1回のみの開催で、規模も小さい大会だったので、認知度もあまり高くはなかったように思われる。
そんなアジアCSが6年ぶりに開催されたわけである。その出場メンバー発表。
侍ジャパンメンバー発表の記事で、一面は牧。神奈川の牧。
メンバー唯一のWBC組。トップチームながらU-24という括りのある大会なので、当然のことに牧がチームの中心である。
同年3月のWBC強化試合ではサポートメンバーとしてチームに帯同した万波が晴れて選出。なんともいえず、美しいよねえ。
アジアCSは日、韓、台、豪の4ヶ国のみが参加するコンパクトな国際大会なので、非常に入りやすい。敷居が低い。今のメジャーリーガーは出ないが、将来の侍ジャパンの中心メンバーとなるであろう逸材がゴロゴロいるのだ。
それは他のチームでも同じである。
牧と同期の佐藤輝明。サトテル以外にも今井達也、早川隆久などが牧と同期で、次のWBCではこの世代がチームの中心となるのではないか。
その中でも佐藤輝明への期待は大きい。タイガースから侍の中軸へ、本当の覚醒が待たれる。
それにしても、この不満は別の場でも何度も書いているのだが、最近の侍ジャパンメンバー発表前の情報の小出しはやめてほしい。
発表時のトキメキが半減以下だ。いや半減どころではないだろう。この、スカポンタン!