MLBのワールドシリーズが終わり、NPBの日本シリーズも終わった。
野球シーズンが終わった?
いや違う。
まだあるじゃないか!
世界野球が、プレミア12があるじゃないか!
ということでプレミア12の開幕前に、これまでのプレミア12で着用した、侍ジャパンのユニフォームをレプリカで紹介したい。
とはいえ、今回でまだ3回目である。歴代といっても大した数ではない。しかも最新版のユニフォームはまだ持ってない。到着するのは年が明けてから、2025年の2月あたりだという。
当然だが、大会はとっくに閉幕している。
なぜそんなに到着が遅いのかというと、受注生産だからだ。なぜそんなことをしているのかというと、2023年の春に転売ヤーとかいう連中が跳梁跋扈し世界の秩序を崩壊させたからである。
そのような事情で、欲しい野球ファンが大谷翔平のユニフォームが買えない、宇田川のティーシャーツが手に入らないという事態になりメーカーにはもっと大量にユニフォームを生産せよ、との声が挙がるわけだがそんな大衆の声に従い闇雲にレプリカユニフォームを拵えてみて、あ、たくさん余った。という展開はメーカーとしても避けたいわけである。
そこで選択されたのが受注生産ということだ。
これなら欲しい野球ファンに適正価格で確実にお届けすることができる。だが何ごとにもメリット・デメリットがあり、この場合、球場で大会を観戦するときに着用しよう、という夢は叶わない。
生きづらい世の中である。
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team
Successive Generations
Replica Jersey
PREMIERE 12
プレミア12 2015
記念すべき世界野球プレミア12の第1回大会で着用のユニフォーム。
侍ジャパンとしては、2013年に日本代表、侍ジャパンが常設化され、U-12からトップチームまでのすべてのカテゴリーがようやく同じユニフォームで戦う、ということが実現した歴史的一着。
牧田和久。
なんだかんだで2013年の第3回WBCから2017年の第4回WBCまで侍ジャパンに選出された。
侍ジャパンのユニフォームはホーム用よりビジター用のほうが好きなのだが、中でもこのユニは上位を争うくらいに好きである。
平田良介。
なぜ買ったのか、未だによくわからないのだが、好きな選手ではある。もちろん。
プレミア12 2019
基本的に侍ジャパン、すなわち野球日本代表のユニフォームはミズノ製なのだが、稲葉ジャパンのときだけはアシックスだった。
2017年秋の第1回アジアプロ野球チャンピオンシップから、2021年の東京オリンピックまで使用されたユニフォームである。
アジチャン、プレミア12、東京オリンピックと出場したすべての大会で優勝を果たした縁起のいいユニなのだが、やはりアシックスに違和感かある。
松田宣浩。
いつかマッチのユニを買いたいなあ、と思いつづけて月日は流れ、2019年秋に想いを遂げた。
先代の地味めなカラーリングに比べると、明るさが増し、赤色が鮮やかに目立つ。
東京五輪ではこのビジターの代わりに赤一色のセカンドビジターが使用されたため、やはりプレミア12での印象が強い。
源田壮亮。
プレミア12での源田といえば、スーパーラウンド第1戦のオーストラリア戦、1点ビハインドでの7回裏2死から仕掛けたセフティースクイズだろう。
周東の足と源田の判断力が起こしたケミストリー!こんなシーンがまた見られるといいのだが。
WBCで販売されるレプリカユニフォームやキャップにはWBCの大会ロゴマークが付いているのだが、プレミア12やアジチャンでは省略されてしまう。
残念である。
せめてこのような大会ロゴワッペンが別売りで販売されて、レプリカユニにカスタマイズできればいいのになあ、なんていつも思うよ。
今回の第3回大会のユニフォーム到着は来年なので、代わりに優勝トロフィーを。
各地で巡回展示されて、現在は野球博物館に展示されてます。