メジャーリーガー、エンゼルス・大谷翔平がアシックスジャパン主催の「大谷翔平選手Instagramライブ2020」に出演した。約30分間のイベントの中では、侍ジャパンへの思いも口にしてくれたのだ。まあ、アシックスは今は侍ジャパンのユニフォームのメーカーでもあるので、アドバイザリースタッフ契約を結ぶ大谷としてはリップサービスも必要だろう。
でもまあ、いいじゃないか。
2017年には右足首痛で辞退してしまったのでWBCの出場経験はない。東京五輪出場もメジャーリーガーである限りは無理だろう。現在のところ主要国際大会でのプレーは3位に終わった2015年のWBSCプレミア12のみである。アメリカでは第4回大会での優勝のためか、次回大会への参加を表明する選手が増えているらしい。野手だけでも大会直近のタイトルホルダーなどが選出されればなあ、と思うのだが、普通の競技の国際大会では当たり前のことがなかなかできないのがベースボールである。
とにかくトラウトやらベリンジャーなどがスタメンに名を連ねるようなアメリカ代表になっていっても侍ジャパンにはメジャーリーガーがいない、というのは哀しい。その辺の環境整備ができていけばいいのだが。
第5回WBCは2023年の開催が濃厚だが「出るのは、選手としては目標のひとつではないかなと思う」と大谷翔平は話した。どうなるだろうか。