侍ジャパン・トップチームの栗山英樹監督と稲葉篤紀前監督による特別対談である。
かつては北海道日本ハムファイターズで監督と選手の関係性だった二人だが、今は日本代表の現在
監督と前監督。侍ジャパンとしては稲葉が先輩のような立場となってしまった。面白い。
今回の特別対談では「選手選考の苦悩」について語り合っている。
秋に強化試合をやり、そこで国内組のみのチームをつくることになるだろうが、翌年の春のWBC本番ではメジャーリーガーが加わる可能性がある。そのため秋のチームから何人かは切らなくてはならない。という苦悩をすでにシュミレーションしている栗山英樹監督はステキである。
このような、現監督と前監督や元監督との対談はもっとやってほしい。オフィシャルではない場での情報交換のようなことはしているのだろうが、どうせなら公開してほしい。
侍ジャパン、すなわち野球日本代表にとって重要なのは、ジャパンを常に継承していくことだと思う。大会ごとに単発的なチームで戦うのではなく、代表チームを常設化したということは、そういうことなんだと思う。そのためにはやはり前監督から現監督への継承というのは、なくてはならない事項に違いない。
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