くたばれコロナ!とりあえず大きな声で叫ばなければ気がすまぬ。昨日も今日も。
最近の恒例となっているやつである。国際大会の延期・中止の哀しみを癒やす作法、というほどのことではないのだが、今年はずっとこんな感じになるのかな。で、昨日の埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズの試合である。俺たちの希望・俺たちの明日・俺たちの花束の向こう側である高橋光成。そして森友哉とファイターズの直球破壊王子こと渡邉諒。2013年の第26回IBAF 18Uワールドカップに出場した侍ジャパンU-18代表のメンバーである。森と渡邉は3年生、高橋光成は2年生で招集された。
試合は序盤に高橋光成が失点を重ねて苦しいスタート。しかもあの夏のチームメイトである渡邉諒にタイムリーを打たれてしまった。でも3回以降は立ち直った高橋光成である。でも打線の追い上げも届かず、敗戦。でもそれがどうした。毎日は哀しいだけじゃない。愉しいだけじゃない。
高橋光成は前橋育英の2年生エースとして夏の甲子園で優勝、済美の2年生エース安楽、そして松井裕樹と先発三本柱として期待された。森友哉は2年連続で代表入りし、最終年はキャプテンとして攻守でチームを牽引した。渡邉諒は攻走守三拍子揃った大型ショートストップとして評価され、この年は甲子園出場はならなかったが代表入りを果たした。
これまでのU-18代表は甲子園出場組中心であったが、この年の西谷監督(大阪桐蔭)は甲子園出場・不出場にこだわらず、即戦力にとなる選手を選出した。3年間で甲子園未出場ながら招集された広島新庄の田口麗斗(巨人)などはその典型である。以降はこの選考方法がスタンダードになっていくのである。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!でも、がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。