来年2023年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシックの1次ラウンド組み合わせが決定した。
WBCの1次ラウンド組み合わせは抽選などではなく、主催者であるMLBのWBCIが決定している。具体的にどのように決められているかは不明だ。とりあえずは1次ラウンド開催地に近い出場国が集まる感じだが、正確なところはわからない。それがワールド・ベースボール・クラシックという大会である。
前大会の第4回までは出場国16ヶ国で、1次ラウンドの各プールに4チーム、その上位2チーム、計8チームが2次ラウンドに進出し、そこから4チームが決勝ラウンドに進出していた。
2023ネン3月開催の第5回からは出場国は20ヶ国に増え、1次ラウンドの4プールに5チームが出場することになる。前大会に出場した16チームは予選免除となり、今回4つのプールに振り分けられたが、各プールの残る1チームが予選で決定する。
プールA(台湾・台中)
3月8日〜13日
🇹🇼台湾
🇳🇱オランダ
🇨🇺キューバ
🇮🇹イタリア
🇵🇦パナマ(予選通過国)
プールB(日本・東京)
3月9日〜13日
🇯🇵日本
🇰🇷韓国
🇦🇺オーストラリア
🇨🇳中国
🇨🇿チェコ共和国(予選通過国)
プールC(アメリカ・フェニックス)
3月12日〜16日
🇺🇸アメリカ
🇲🇽メキシコ
🇨🇴コロンビア
🇨🇦カナダ
🇬🇧イギリス(予選通過国)
プールD(アメリカ・マイアミ)
3月12日〜16日(日本時間)
🇩🇴ドミニカ共和国
🇻🇪ベネズエラ
🇵🇷プエルトリコ
🇮🇱イスラエル
🇳🇮ニカラグア(予選通過国)
2023WBCはプールAである台中プールから、来年3月8日に開幕する。プールBの東京プールは9日開幕となる。
侍ジャパンが入っているプールBのヤマ場は当然のことに韓国戦となるだろう。また、韓国か、などと思う方もいるかもしれないが、WBCでの韓国との対戦は、あの伝説の2009WBC決勝以来である。プレミア12での対戦があるので、あまりそう感じないかもしれないが、実は韓国とは2大会連続で対戦していない。別のプールに入った韓国が、1次ラウンドで敗退してしまったからである。
1次ラウンドを通過するのは各プールの上位2チームで、計8チームが次の2次ラウンドとなる準々決勝進出となる。
準々決勝(日本・東京)
3月15日〜16日
プールA上位2チーム
プールB上位2チーム
準々決勝(アメリカ・マイアミ)
3月18日〜19日(日本時間)
プールC上位2チーム
プールD上位2チーム
準決勝(アメリカ・マイアミ)
3月20日〜21日(日本時間)
決勝(アメリカ・マイアミ)
3月22日(日本時間)
プールDの国はずっとアメリカのマイアミで試合をする、というのはどうなのだろうか。明らかに調整しやすい気がするが、他のプールと比較すると1次ラウンド突破が困難になっている。でもプールAもけっこう厳しい組である。逆にアメリカが入っているプールCなんかは、あれ?って感じだが、まあそれがWBCである。
準決勝は3月20日と21日で、日本代表がどちらになるかは準々決勝の結果次第となるのでまだわからない。どちらにせよ、決勝戦も含めて日本では午前8時プレイボールである。21日は祝日だが、20日と22日は平日だ。有給取るしかねえだろ!
2023WBC予選組み合わせ
プールA
ドイツ・レーゲンスブルク
9月16日〜21日
ドイツ
チェコ共和国
スペイン
フランス
イギリス
南アフリカ
プールB
パナマ・パナマシティ
9月30日〜10月5日
パナマ
ニカラグア
ブラジル
アルゼンチン
パキスタン
ニュージーランド
各プールの上位2チームの計4チームが、本選となる2023WBCへの出場権を獲得する。