今年、2022年にWBSC主催で開催される野球の国際大会は4大会となった。
もちろん新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては延期・中止もある。すでに3月開催予定であったBFAアジア野球選手権大会は、昨年につづいて再び延期となってしまった。
U-12 野球ワールドカップ
台湾 7月29日〜8月7日
前大会優勝国 台湾
出場国
台湾
日本
韓国
チェコ
イタリア
ドミニカ共和国
メキシコ
パナマ
ベネズエラ
アフリカ(1)
オセアニア(1)
ワイルドカード(1)
すでにアジア、アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸からの出場国は決定している。残るはアフリカ、オセアニアとワイルドカードによる1チームである。
侍ジャパンU-12代表監督には先日、井端弘和が就任した。
U-18 野球ワールドカップ
アメリカ 9月9日〜18日
前大会優勝国 台湾
出場国
アメリカ
ブラジル
カナダ
メキシコ
パナマ
イタリア
オランダ
台湾
日本
韓国
サモア
アフリカ大陸代表(1)
すでにアメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、オセアニア、アジアからの出場国は決定していて、残るはアフリカ大陸の1チームのみである。
侍ジャパンU-18代表は、予選であるU-18アジア野球選手権大会が中止となったが、台湾、韓国とともに選出された。アジアの世界ランキング上位3チームが出場となったためである。
U-23 野球ワールドカップ
台湾 10月14日〜23日
前大会優勝国 ベネズエラ
出場国
ドイツ
オランダ
アメリカ大陸(4)
アジア(3)
アフリカ(1)
オセアニア(1)
ワイルドカード(1)
昨年の10月に前大会が開催されたが、新型コロナウイルス感染拡大による延期などの影響で今年も開催である。決定している出場国はヨーロッパ大陸からの2チームのみである。
前大会には侍ジャパンU-23代表は出場していない。今年はどうなるのか。稲葉前監督と同様に、トップチーム監督である栗山英樹が兼任して出場する可能性は高い。アジアではU-23の大会がないため、アジア野球選手権が予選の代わりとなっていたのだが、その大会も延期となった。
U-15 野球ワールドカップ
開催国未定 8月後半に開催予定
前大会優勝国 アメリカ
出場国
チェコ
フランス
アメリカ大陸(5)
アジア(2)
アフリカ(1)
オセアニア(1)
ワイルドカード(1)
開催国は決まってないが、ヨーロッパ大陸からの2チームは出場が決定している。
ここ2年は、新型コロナウイルス感染拡大によって多くの国際大会が中止・延期となっている。今年もどうなるかはわからない。現在はオミクロン株が感染爆発中である。夏にまた同様のことが起こる可能性もある。うんざりである。
もちろんこれは野球だけのことではなく、あらゆるスポーツ、エンターテインメントで起こりうることなわけだが、そろそろコロナ以前の社会に復帰してほしいものである。もしくは新しい社会秩序の誕生である。早くどうにかならないものかと、指折り数える日々である。