侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

プレミア12 2027:二つの予選という新章への入口はまず中国に設置された

プレミア12 2027予選中国大会

 

世界の野球は、いつも少し遅れて、しかし確実に形を変える。

WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が発表したのは、2027年に開催される第4回プレミア12、その予選大会の最初の舞台が中国・広東省中山市になる、というニュースだった。

地名だけを見ると静かだが、その内側には確実にざわめきがある。

 

今回、WBSCの4年ごとのフラッグシップ大会は、はじめて「2つの予選」を持つ。参加国は12から16へ増加した。

数字が増えただけ、と言ってしまえばそれまでだが、野球という競技にとって、その「4」は軽くない。

これまで入れなかった国が、ドアノブに手をかける。その瞬間の緊張が、公式に用意されたというわけだ。

 

予選大会では、8チームが集められ、4枠の本選オープニングラウンド出場権を奪い合う。

2027年大会では、この予選が2つに分かれて行われる。初めての試みだ。初めて、という言葉はいつも、不安と期待を同時に連れてくる。

 

最初の予選トーナメントは、2026年11月26日から29日まで。舞台は中国・広東省中山市の国際野球ソフトボールセンター。

スポーツと歴史が複雑に絡み合ってきた都市で、失敗が許されない国際試合が行われる。観客席の空気は、おそらく静かで、しかし張り詰める。声を上げる前に、息をのむ野球がそこにある。

2つ目の予選トーナメントについては、開催地も日程も、まだ白紙のままだ。決まっていない、という事実が、むしろ想像力を刺激する。

どの国が、どの場所で、どんな表情を見せるのか。野球は、いつも先に物語だけを走らせるのだ。

 

 

WBSC公式ページより

 

 

第4回となる2027年大会は、プレミア12にとって新しい章の始まりだと、WBSCは言う。

たしかに、参加国の拡大は、この大会をより「世界のもの」に近づける。ランキング上位国だけの閉じた祭りから、少しだけ、危うい方向へ舵を切った。

 

資格方式は明快だ。

 

・2025年12月31日のWBSC男子野球世界ランキング上位12チームは自動的に本選出場。

・13から18位の6チームと2つのワイルドカードが「プレミア12 2027予選」に参加し、残りの4つの本選出場枠を決定する。

 

数字で書けば整然としているが、現場では、感情がそれを壊す。ランキングは過去であり、試合は現在だ。

直近、2024年11月のプレミア12では、世界ランキング2位の台湾が、1位の日本を破って頂点に立った。

あの夜の結末は、多くの人にとって、予想外で、しかし妙に納得のいくものだった。野球は、強い順には終わらない。その事実が、また次の大会への期待を静かに、しかし確実に膨らませている。

それが、国際野球というものだ。

 

 

WBSC 野球世界ランキング

 

プレミア12出場決定チーム

1.   🇯🇵 日本

2.   🇹🇼 台湾

3.   🇺🇸 アメリカ

4.  🇰🇷 韓国

5.   🇻🇪 ベネズエラ

6.   🇲🇽 メキシコ

7.   🇵🇷 プエルトリコ

8.   🇵🇦 パナマ

9.   🇳🇱 オランダ

10. 🇨🇺 キューバ

11. 🇦🇺 オーストラリア

12. 🇩🇴 ドミニカ共和国

 

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プレミア12予選出場決定チーム

13. 🇨🇴 コロンビア

14. 🇮🇹 イタリア

15. 🇨🇿 チェコ共和国

16. 🇳🇮 ニカラグア

17. 🇨🇳 中国

18. 🇩🇪 ドイツ

19. 🇬🇧 イギリス

20.        TBC

 

20番目のチームは、世界ランキング20位カナダ、もしくは予選第2開催国がトップ20圏外の場合はワイルドカードとなる。