
野球日本代表:五輪歴代メンバーリスト
オリンピックの舞台に立つ野球日本代表、すなわち侍ジャパンの歴代メンバーは、単なる選手名簿ではない。
侍たちの源流といえる1984年ロサンゼルス、1992年バルセロナでの正式競技化、2004年アテネでの挫折、そして2021年東京での歓喜まで──そのときどきに選ばれた顔ぶれは、日本野球の変遷を背後に背負い、勝敗を超えた物語を刻んできた。
ここに示すのは、オリンピックにおける侍ジャパン歴代メンバーの一覧である。それはひとつの系譜であり、記憶の断片を連ねるパノラマでもある。
そう、歴代のオリンピック戦士のみにフォーカスした記事である。
そして視線をさらに広げるなら、1931年の日米野球から最新メンバーまでを通覧する「侍ジャパン歴代メンバー完全リスト一覧」を訪ねてほしい。
そこには、代表チームのすべての始まりと連続が記録されている。
🔽Contents🔽
1984年 ロサンゼルス五輪
野球がまだ公開競技だったあの夏、日本代表はアマチュアだけの編成で金メダルを手にした。 キューバのボイコットにより急遽手にした五輪出場権、侍ジャパンの原型ともいえるメンバーたちは、名将・松永監督のもと、アメリカの大地を駆け抜けた。
1984ロス五輪:日本代表メンバー
監督
30 松永怜一(住友金属)
コーチ
33 鈴木義信(東芝)
34 鴨田勝雄(法政大)
投手
11 米村 明(河合楽器)
12 吉田幸夫(プリンスホテル)
14 伊東昭光(本田技研)
15 伊藤敦規(福井工業大)
16 宮本和知(川崎製鉄水島)
18 西川佳明(法政大)
捕手
20 嶋田宗彦(住友金属)
21 吉田康夫(三菱自動車川崎)
22 秦 真司(法政大)
内野手
2 正田耕三(新日鉄広畑)
3 浦東靖(新日鉄堺)
4 森田芳彦(鹿児島鉄道管理局)
5上田和明(慶應義塾大)
9 和田 豊(日本大)
10 広沢克己(明治大)
23 福本勝幸(東芝)
外野手
7 荒井幸雄(日本石油)
8 古川慎一(亜細亜大)
25 熊野輝光(日本楽器)
27 森田 昇(日本生命)
基本オーダー
1.(二) 正田耕三
2.(捕) 嶋田宗彦
3.(中) 熊野輝光
4.(右) 荒井幸雄
5.(一) 福本勝幸
6.(指) 広沢克己
7. (左) 森田昇
8. (三) 浦東 靖
9. (遊) 森田芳彦
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1988年 ソウル五輪
ロスに続き、ソウルでも決勝に進んだ侍ジャパンはまたしても「ベースボールの祖国・アメリカ」と対戦することに。 結果は銀メダル。アメリカにリベンジを許した。 メンバーには、後にメジャーリーグの扉をこじ開けることになる野茂英雄、捕手として黄金時代の象徴となる古田敦也などの姿があった。

1988年ソウル五輪:日本代表メンバー
監督
30 鈴木義信(東芝)
コーチ
31 川島勝司(ヤマハ)
32 山中正竹(住友金属)
投手
11 潮崎哲也(松下電器)
12 渡辺智男(NTT四国)
14 鈴木 哲(熊谷組)
15 菊池 総(東芝)
16 吉田修司(北海道拓殖銀行)
18 石井丈裕(プリンスホテル)
19 野茂英雄(新日鉄堺)
捕手
20 古田敦也(トヨタ自動車)
22 應武篤良(新日鉄広畑)
内野手
1 西 正文(大阪ガス)
2 葛城弘樹(東芝)
3 米崎薫臣(日本生命)
6 野村謙二郎(駒澤大)
9 小川博文(プリンスホテル)
10 筒井大助(住友金属)
28 大森剛(慶應義塾大)
外野手
8 中島輝士(プリンスホテル)
21 前田 誠(東芝)
25 松本安司(三菱名古屋)
27 苫篠賢治(中央大)
基本オーダー
1.(三)葛城弘樹
2.(遊)西 正文
3.(右)筒井大助
4.(一)中島輝士
5.(指)大森 剛
6.(左)松本安司
7.(二)小川博文
8.(捕)古田敦也
9.(中)前田 誠
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1992年 バルセロナ五輪
五輪の正式競技となり、社会人19人、大学生1人で編成されたチームで挑んだバルセロナ五輪。 結果は銅メダルだったが、3大会連続でアメリカとの最終決戦となり、唯一の大学生・小久保裕紀は、4打数2安打2打点という活躍だった。

1992年バルセロナ五輪:日本代表メンバー
監督
30 山中正竹(住友金属)
コーチ
32 荒井信久(神戸製鋼)
35 野端啓夫(三菱重工三原)
投手
12 佐藤康弘(プリンスホテル)
14 杉山賢人(東芝)
15 渡部勝美(大昭和製紙北海道)
16 西山一宇(NTT四国)
17 小桧山雅仁(日本石油)
18 伊藤智仁(三菱自動車京都)
19 杉浦正則(日本生命)
捕手
10 高見泰範(東芝)
23 三輪隆(神戸製鋼)
内野手
1 大島公一(日本生命)
3 若林重喜(日本石油)
4 西 正文(大阪ガス)
5 徳永耕治(日本石油)
6 十河章浩(日本生命)
7 小島啟民(三菱重工長崎)
8 小久保裕紀(青山学院大)
外野手
9坂口裕之(日本石油)
25 佐藤真一(たくぎん)
26 中本 浩(松下電器)
28 川畑伸一郎(住友金属)
基本オーダー
1.(二)大島公一
2.(遊)十河章浩
3.(右)佐藤真一
4.(一)徳永耕治
5.(三)若林重喜
6.(左)小久保裕紀
7.(指)小島啓民
8.(捕)高見泰範
9.(中)坂口裕之
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1996年 アトランタ五輪
2大会ぶりの決勝進出となった侍ジャパンはキューバと対戦。 松中信彦の満塁ホームランなどで反撃するものの9−13で敗れ、アマチュア日本代表の悲願である打倒キューバはまたしても次に持ち越しとなったが、銀メダルを獲得した。

1996年アトランタ五輪:日本代表メンバー
監督
30 川島勝司(ヤマハ)
コーチ
31 垣野多鶴(三菱自動車川崎)
32 大田垣耕造(東芝)
33 井尻陽久(日本生命)
投手
11 三澤興一(早稲田大)
12 森中聖雄(東海大)
14 木村重太郎(東芝)
15 川村丈夫(日本石油)
16 小野仁(日本石油)
18 森 昌彦(NTT東海)
19 杉浦正則(日本生命)
捕手
9 大久保秀昭(日本石油)
21 黒須 隆(日産自動車)
内野手
1 福留孝介(日本生命)
2 野島正弘(日本石油)
3 松中信彦(新日本製鐵君津)
4 今岡誠(東洋大)
6 森元孝雄(三菱自動車川崎)
7 井口忠仁(青山学院大)
8 西鄉泰之(三菱自動車川崎)
外野手
10 中村大伸(NTT東京)
24 高林孝行(日本石油)
25 佐藤友昭(プリンスホテル)
27 谷佳知(三菱自動車岡崎)
基本オーダー
1.(右)高林孝行
2.(左)西郷泰之
3.(中)谷 佳知
4.(一)松中信彦
5.(捕)大久保秀昭
6.(指)佐藤友昭
7.(遊)井口忠仁
8.(二)今岡 誠
9.(三)福留孝介
2000年 シドニー五輪
遂に国際大会へのプロ選手参加が解禁となり、プロアマ混合チームで挑んだ侍ジャパンだったが、結果は4位。
準決勝のキューバ戦ではまたしても悲願ならず、3位決定戦でも韓国に惜敗し初のメダル無しで大会を終えた。

2000年シドニー五輪:日本代表メンバー
監督
30 大田垣耕造(東芝)
コーチ
33 林 裕幸(日石三菱)
34 野村 収
35 長崎慶一
投手
11 土井善和(日本生命)
12 河野昌人(広島C)
13 渡辺俊介(新日鉄君津)
14 吉見祐治(東北福祉大)
15 石川雅規(青山学院大)
16 山田秋親(立命館大)
17 杉内俊哉(三菱重工長崎)
18 松坂大輔(西武L)
19 杉浦正則(日本生命)
54 黒木知宏(千葉ロッテM)
捕手
2 鈴木郁洋(中日D)
21 阿部慎之助(中央大)
32 野田浩輔(新日鉄君津)
内野手
3 松中信彦(福岡ダイエーH)
4 平馬 淳(東芝)
5 中村紀洋(大阪近鉄B)
6 田中幸雄(日本ハムF)
8 沖原佳典(NTT東日本)
9 野上 修(日本生命)
外野手
1 田口 壮(オリックスB)
10 梶山義彦(三菱自動車川崎)
24 飯塚智広(NTT東日本)
25 広瀬 純(法政大)
26 赤星憲広(26 JR東日本)
基本オーダー
1.(遊)沖原佳典
2.(中)飯塚智広
3.(左)田口壮
4.(三)中村紀洋
5.(指)松中信彦
6.(一)田中幸雄
7.(右)梶山慶彦
8.(二)平馬 淳
9.(捕)鈴木郁洋
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2004年 アテネ五輪
長嶋監督不在のチームで五輪に挑んだ侍ジャパン。 松坂大輔、上原浩治、城島健司ら日本球界屈指のスターが結集したオールプロチームだったが、またしても準決勝で敗れ、金メダルの夢は潰えた。

2004年アテネ五輪:日本代表メンバー
監督代行
33 中畑清
コーチ
32 大野豊
31 高木豊
投手
11 清水直行(千葉ロッテM)
13 岩瀬仁紀(中日D)
15 黒田博樹(広島C)
16 安藤優也(阪神T)
18 松坂大輔(西武L)
19 上原浩治(読売G)
20 岩隈久志(大阪近鉄B)
21 和田毅(福岡ダイエーH)
30 小林雅英(千葉ロッテM)
61 石井弘寿(ヤクルトS)
捕手
9 城島健司(福岡ダイエーH)
59 相川亮二(横浜B)
内野手
2 小笠原道大(日本ハムF)
5 中村紀洋(大阪近鉄B)
6 宮本慎也(ヤクルトS)
8 金子誠(北海道日本ハムF)
25 藤本敦士(阪神T)
外野手
1 福留孝介(中日D)
10 谷佳知(オリックスB)
23 村松有人(福岡ダイエーH)
24 高橋由伸(読売G)
27 木村拓也(広島C)
55 和田一浩(西武L)
基本オーダー
1.(右)福留孝介
2.(遊)宮本慎也
3.(中)高橋由伸
4.(捕)城島健司
5.(三)中村紀洋
6.(左)谷 佳知
7. (一)小笠原道大
8.(指)和田一浩
9.(二)藤本敦士
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2008年 北京五輪
2008年北京の夏は、侍ジャパン史上最悪の敗戦となった。 ダルビッシュ、青木宣親、阿部慎之助ら国内組最強メンバーで挑んだが、金メダルどころかメダル無しで終戦した。 G.G.佐藤の落球は伝説。

2008年北京五輪:日本代表メンバー
監督
77 星野仙一
コーチ
88 田淵幸一
80 山本浩二
72 大野豊
投手
1 川上憲伸(中日D)
13 岩瀬仁紀(中日D)
15 田中将大(東北楽天GE)
16 涌井秀章(埼玉西武L)
17 成瀬善久(千葉ロッテM)
18 ダルビッシュ有(北海道日本ハムF)
19 上原浩治(読売G)
21 和田毅(福岡ソフトバンクH)
28 藤川球児(阪神T)
47 杉内俊哉(福岡ソフトバンクH)
捕手
10 阿部慎之助(読売G)
22 里崎智也(千葉ロッテM)
39 矢野輝弘(阪神T)
内野手
2 荒木雅博(中日D)
3 中島裕之(埼玉西武L)
6 宮本慎也 (東京ヤクルトS)
7 西岡剛(千葉ロッテM)
25 新井貴浩(阪神T)
52 川崎宗則(福岡ソフトバンクH)
55 村田修一(横浜B)
外野手
23 青木宣親(東京ヤクルトS)
31 森野将彦(中日D)
41 稲葉篤紀(北海道日本ハムF)
46 G.G.佐藤(埼玉西武L)
基本オーダー
1.(指)西岡 剛
2.(二)荒木雅博
3.(中)青木宣親
4.(一)新井貴浩
5.(右)稲葉篤紀
6.(遊)中島裕之
7.(捕)阿部慎之助
8.(三)村田修一
9.(左)G.G.佐藤
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2021年 東京五輪
新型コロナ感染拡大により1年延期となり、無観客開催となったオリンピック。
アトランタ五輪以来の決勝進出を果たした侍ジャパン。 鉄壁の投手陣にスピード&パワーを手にした打撃陣で、悲願の金メダルを胸に、センターポールに日の丸が掲げられた。

2021年東京五輪:日本代表メンバー
監督
80 稲葉篤記
コーチ
88 金子 誠
81 建山義紀
84 村田善則
82 井端弘和
87 清水雅治
投手
12 青柳晃洋(阪神T)
13 岩崎優(阪神T)
15 森下暢仁(広島東洋C)
17 山本由伸(オリックスB)
18 田中将大(東北楽天G・E)
19 山崎康晃(横浜DeNA)
20 栗林良吏(広島東洋C)
22 大野雄大(中日D)
61 平良海馬(埼玉西武L)
11 菅野智之(読売G)➜辞退
41 中川皓太(読売G)➜辞退
16 伊藤大海(北海道日本ハムF) ➜追加招集
21 千賀滉大(福岡ソフトバンクH) ➜追加招集
捕手
10 甲斐拓也(福岡ソフトバンクH)
27 會澤翼(広島C)➜辞退
7 梅野隆太郎(阪神T)➜追加招集
内野手
1 山田哲人(東京ヤクルトS)
2 源田壮亮(埼玉西武L)
3 浅村栄斗(東北楽天G・E)
4 菊池涼介(広島東洋C)
6 坂本勇人(読売ジャイアンツ)
55 村上宗隆(東京ヤクルトS)
外野手
8 近藤健介(北海道日本ハムF)
9 柳田悠岐(福岡ソフトバンクH)
31 栗原陵矢(福岡ソフトバンクH)
34 吉田正尚(オリックスB)
51 鈴木誠也(広島東洋C)
基本オーダー
1. (指) 山田 哲人
2. (遊) 坂本 勇人
3. (左) 吉田 正尚
4. (右) 鈴木 誠也
5. (一) 浅村 栄斗
6. (中) 柳田 悠岐
7. (二) 菊池 涼介
8. (三) 村上 宗隆
9. (捕) 甲斐 拓也
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