侍ジャパンU-18壮行試合
高校日本代表vs.大学日本代表
高校代表 1 − 8 大学代表
🇯🇵 大学 0 1 0 2 0 0 4 0 1 8
🇯🇵 U18 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
(大)宮城、櫻井、毛利、山城、齊藤、有馬、中西、鈴木、佐藤 ― 小島、前嶋、渡部
(高)下重、中野、森下、辻、早瀬、坂本、奥村、石垣 ― 横山、大栄、藤森
【本】小島
侍ジャパン大学代表
1. (中) 榊原 七斗 (明治大)
2. (指) 山形 球道 (立教大)
3. (一) 小田 康一郎 (青山学院大)
4. (三) 松下 歩叶 (法政大)
5. (捕) 小島 大河 (明治大)
6. (二) 谷端 将伍 (日本大)
7. (右) 秋山 俊 (中京大)
8. (左) 平川 蓮 (仙台大)
9. (遊) 大塚 瑠晏 (東海大)
(投) 宮城 誇南 (早稲田大)
侍ジャパンU-18代表
1. (遊) 岡部 飛雄馬(敦賀気比)
2. (左) 藤森 海斗(明徳義塾)
3. (三) 為永 皓(横浜高)
4. (中) 阿部 葉太(横浜高校)
5. (捕) 横山 悠(山梨学院)
6. (二) 奥村 凌大(横浜高)
7. (一) 今岡 拓夢(神村学園)
8. (指) 川口 蒼旺(神戸国際大付高)
9. (右) 坂本 慎太郎(関東第一)
(投) 下重 賢慎(健大高崎)
8月最後の沖縄の夜。
侍ジャパンU-18代表はグラウンドに立った。相手は、7月の日米大学野球で全勝優勝を果たした大学代表。「第32回U-18ワールドカップ」を前に、高校代表がそのチーム力を試す、大学代表との壮行試合である。
高校代表先発は下重賢慎(健大高崎)。
初回を静かに切り抜けたその左腕も、2回裏には明治大の小島大河にソロ本塁打を許す。二番手の中野大虎(大阪桐蔭)もまた、三者凡退で仕留めた直後の4回裏、連打に犠牲フライが重なり2失点。
どちらも一瞬の綻びを突かれた格好だった。
それでも高校代表は食い下がる。
5回表には森下翔太(創成館)と辻琉沙(履正社)、6回には早瀬朔(神村学園)が無失点でつなぐ。ベンチの空気は確かに、善戦の匂いに満ちていた。
5回裏、藤森海斗(明徳義塾)がセンターへタイムリーを運び、1点を返す。藤森と4番・阿部葉太(横浜)がそれぞれ2安打。6回までに7安打を刻み、大学代表の4安打を上回ってみせた。スコア上はまだ僅差。試合は互角に映っていた。
だが7回、均衡は破れる。
坂本慎太郎(関東第一)が満塁のピンチから二死まで持ち込んだが、立教大の山形球道、青学大の小田康一郎に連打を浴び、4点が加わる。
7回以降、高校代表の打線は沈黙。
大学代表のリリーフ陣──有馬伽久(立命館大)、鈴木泰成(青山学院大)、佐藤幻瑛(仙台大)が、まるで大きくて重い扉を閉ざすように、立ちはだかった。
8回は奥村頼人(横浜)が無失点で抑え、最後の意地を示した。だが9回、石垣元気(健大高崎)が二死から山形と繁永晟(中央大)に連打を浴び、点差はさらに広がった。
試合は終わった。スコアは大きく開いたが、それは高校代表の闘志を否定するものではない。
むしろ、安打数で上回り、中盤まで互角以上に渡り合った姿こそ、壮行試合にふさわしい証だった。
「みんな自分の色を出してくれました」
──小倉全由監督の言葉は、敗戦の中にあっても確かに響いていた。
そして彼らは、沖縄の空の下から、次なる戦場であるワールドカップへと歩を進めていく。