侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

WBSC U−18ワールドカップ2025 オープニングR DAY 1

WBSC U−18ワールドカップ2025

オープニングラウンド第1戦

🇯🇵JPN 4 ― 1 ITA🇮🇹

🇮🇹 0 0 0  0 0 1  0    1

🇯🇵 0 0 1  0 0 3  X    4

(日)森下、早瀬 ― 横山

 

侍ジャパンU-18代表スタメン

1. (遊) 岡部 飛雄馬

2. (左) 藤森 海斗

3. (三) 為永 皓

4. (中) 阿部 葉太

5. (指) 奥村 頼人

6. (二) 奥村 凌大

7. (捕) 横山 悠

8. (一) 今岡 拓夢

9. (右) 坂本 慎太郎

    (投) 森下 翔太

 


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「第32回WBSC U-18野球ワールドカップ」が5日、那覇市の沖縄セルラースタジアムなどで開幕した。

夏の終わりと秋の入口がせめぎ合うはずのその場所に、侍ジャパンU-18代表の初戦が訪れ、対峙するのはU-18イタリア代表。結果は4対1。

 

3回裏。場面は1死満塁。観客席のざわめきが潮騒のように増幅する中、5番・奥村頼人(横浜)が押し出しの四球を選んだ瞬間、空気は一気に割れた。

だが、試合は決して一本調子には進まない。6回表、1死一、三塁の場面で綻んだ守備が失点を許し、同点。

緊張は舞台をふたたびゼロ地点に戻す。

 

しかし、その裏にドラマはあった。

坂本慎太郎(関東第一)のセンター前ヒットが灯火のように攻撃をつなぎ、二死満塁。そこからイタリア守備陣の連続エラーが雪崩のように試合の均衡を崩し、3点が侍ジャパンの懐に転がり込んだ。

勝負を分ける決定打が、必ずしも豪快な一振りや華麗な一球でなく、相手の脆さに導かれる──野球が孕む残酷さと美しさが一度に露わになった瞬間だった。

 

先発の森下翔太(創成館)は2回1死から5者連続三振を奪うなど、序盤から安定した投球を披露。5回1/3を投げて被安打4、失点1、8奪三振と力投し、勝利の土台を築いた。

 

押し出し四球での先制、失策による同点、さらに相手の連続エラーで勝ち越し──数字の裏には、野球という競技が持つ偶然と必然の交錯が浮かび上がった。

侍ジャパンU-18代表の戦いは始まったばかりだが、初戦からそのドラマ性を鮮やかに示す内容となった。

 

大会2日目となる、明日6日の韓国戦の日本の先発投手は、末吉良丞(沖縄尚学)に決まった。

末吉は沖縄尚学のエース左腕として今夏甲子園大会で日本一を達成し、代表唯一の2年生として出場している。