WBSC U−18ワールドカップ2025
オープニングラウンド第2戦
🇯🇵JPN 4 ― 2 KOR🇰🇷
🇰🇷 0 2 0 0 0 0 0 2
🇯🇵 1 2 1 0 0 0 X 4
(日)末吉、石垣 ― 横山
侍ジャパンU-18代表スタメン
1. (遊) 岡部 飛雄馬
2. (左) 藤森 海斗
3. (三) 為永 皓
4. (中) 阿部 葉太
5. (ニ) 奥村 凌大
6. (指) 大栄 利哉
7. (一) 高畑 知季
8. (捕) 横山 悠
9. (右) 坂本 慎太郎
(投) 末吉 良丞

第32回WBSC U-18ワールドカップ、オープニングラウンド第2戦。
侍ジャパンU-18代表の先発は、夏の甲子園優勝投手である沖縄尚学の末吉良丞。
U-18韓国代表先発は、MAX157キロの剛腕パク・ジョンヒョン。
「これが世界だ」と言わんばかりの幕開けに、若き侍たちの視線はひるむどころか研ぎ澄まされていった。
初回から内野安打で1点をもぎ取り先制したが、2回表に逆転を許した。
1―2で迎えた2回裏。
7番の高畑知季(東洋大姫)が迷いなく振り抜いた打球をライト前へ運ぶ。
続く横山悠(山梨学院)が深々と二塁打。場面は一気に二、三塁。
坂本慎太郎(関東第一)の一撃は野手のグラブに吸い込まれたが、それでも同点。
さらに1番岡部飛雄馬(敦賀気比)は、149キロの剛速球を真正面から弾き返し、逆転のスコアを記す。
「最初から数字ほどの速さは感じていなかった」と岡部は冷静だった。
一瞬のうちに、157キロの英雄はマウンドから姿を消した。
ベンチの小倉全由監督は試合後に語った。
「(韓国の先発は)いいピッチャーでしたからね。それに打ち負けないということで、準備ができていた」
その言葉に、戦いの余韻が宿る。
試合はそのまま、別の物語を紡ぐ。
3回、韓国が送り出した194センチの大型左腕、ハ・ヒョンソン。
しかし彼の高さは恐怖ではなく、隙となって立ち現れる。
2つの四死球で膨らんだチャンスを、高畑がもう一度切り裂いた。レフト前に転がる4点目。彼のバットは、確かに侍の列を先導していた。
末吉良丞は4回2失点で役割を果たし、5回からは石垣元気。
健大高崎の右腕は、世代ナンバー1の呼び声にふさわしい投球を見せた。
64球、3回無失点。154キロの閃光と4つの三振。
韓国打線の気配は、彼の前で次々と掻き消えていった。
大一番を勝ちきり、侍ジャパンU-18代表はオープニングラウンド2連勝。
その白星は単なる結果ではなく、連覇へ続く道のはじまりを照らす灯火である。
