WBC2026
1次ラウンド: 東京プール

🇦🇺 AUS 2 ― 7 KOR 🇰🇷
ワールド・ベースボール・クラシック2026・1次ラウンド東京プール最大のヤマ場となった韓国対オーストラリア。
この試合で、韓国代表は長く途切れていた道を再び切り拓いた。準々決勝進出。前回それを達成(2次ラウンド進出)したのは2009年だった。
始まりは2回。打席にはムン・ボギョン。打球は高く伸び、スタンドへ入る。2ランホームランにより韓国が先にスコアを動かした。
3回にも攻撃は続く。
イ・ジョンフのタイムリーヒット。さらに再びムン・ボギョンにも一本が出る。韓国はこの回で2点を加え、序盤の流れを自分たちの側へ引き寄せた。
5回。またしてもムン・ボギョン。
今度は単打で走者を迎え入れる。点差は5点。この試合、最も重要なのは失点と点差である。
韓国代表は、一度は1点を返されるが6回、キム・ドヨンのタイムリーで再び差が広がり、6 ― 1となる。
投手陣は予定外の出来事から始まった。
先発のソン・ジュヨンが1回を終えたところでアクシデントにより退く。
そこでマウンドに上がったのが41歳のノ・ギョンウン。2回を投げ、得点を許さない。その後も継投が続き、5回にはソ・ヒョンジュンが本塁打を浴びるが、大崩れはしなかった。
試合は終盤へ進む。
8回、失点によって状況が揺らぐ。韓国に必要なのは「5点差以上、2失点以内」という条件だった。
9回。打席に立ったアン・ヒョンミンが外野へ打球を運ぶ。犠牲フライ。三塁走者がホームへ戻る。スコアは7―2。条件が整う。
5点差をつけ、2失点で踏ん張った。
韓国最後の守備は得点を与えず試合を終わらせた。
その瞬間、韓国の選手たちはグラウンドに崩れ落ちる。
泣きながら顔を覆う者もいた。長い時間のあとに訪れた通過だった。
一方、オーストラリア代表チームはあと一歩だった。
6失点以内、4点差以内なら次へ進めた。しかし九回に差が広がる。試合後、ベンチでは選手たちが動けずに座り込んだ。内野手のトラビス・バザーナも、しばらく立ち上がることができなかった。
同じ試合の終わりでも、二つのベンチにはまったく異なる時間が流れていた。