WBC2026
1次ラウンド: 東京プール

🇯🇵 JPN 9 ― 0 CZE 🇨🇿
侍ジャパン
1.(左) 森下 翔太
2.(右)佐藤 輝明
3.(一)村上 宗隆
4.(指)吉田 正尚
5.(三)岡本 和真
6.(遊)小園 海斗
7.(中)周東 佑京
8.(捕)中村 悠平
9.(二)牧原 大成
(投)高橋宏斗
三月の関東地方に雪が降り、とても寒い一日となった。
そのせいかどうかは不明だが、おそらくは関係ないだろうが、試合は長い時間、動かなかった。
侍ジャパンとチェコ共和国。結果だけを見れば、一方的な展開となったようだが、7回まで得点が入らない投手戦だった。
均衡が崩れたのは8回裏だった。
打席の若月健矢が放った打球は左中間へ伸び、二塁打となる。外野からの送球が乱れ、その間にランナー佐藤輝明がホームへ還る。日本が最初の1点を得た。
そこから攻撃が続く。
ランナーが残る場面で、周東佑京の打球がスタンドへ届く。3ランホームラン。さらに満塁の状況で、村上宗隆の打球が外野席へ飛び込む。満塁本塁打。
この回だけで9点が入った。
チェコの救援陣は流れを止められない。打線も得点の場面を作れず、試合はそのまま終わりへ向かう。
8回の9得点。それまで続いていた均衡は、その一度の攻撃で消えてしまった。
日本は1次ラウンドを全勝で終え、マイアミへと向かう。
チェコ代表を長年支えてきた先発のサトリアがこの試合で代表チームを卒業する。
そんな日に、サトリアは素晴らしいピッチングを披露し、無失点でマウンドを降りた。
この景色、この空気を忘れないように、そんな感じで、球場を見渡し、名残惜しそうに、ゆっくりと、ゆっくりとサトリアはマウンドを降りた。
ピッチクロック?効率化?タイパ?頼むから静かにしてくれ。この素晴らしい時間を野球から取り上げないでくれ。
グランドフィナーレ。
なんだか夢のあることだと信じてます。