準々決勝へ進む条件
東京の夜が終わった。
プールCは全日程を終えて、日本が首位、そして韓国が2位という結果になった。
二つの椅子はすでに埋まっている。だが大会そのものは、まだ均衡の途中にある。
残された3つのプールは、明日、最終局面を迎える。どの国が次の舞台へ進み、どの国がここで退場となるのか。どのような条件が整えば、それは為されるのかを以下に記すとしよう。
プールA
最初に形を整えたのは プエルトリコ代表だった。3勝1敗。すでに2位以内を確保している。
残る一席をめぐる構図は単純だ。
カナダ代表とキューバ代表。
最終戦で正面からぶつかる。計算は要らない。勝者が生き残る。
順位決定条件
カナダ勝利
1位カナダ
2位プエルトリコ
キューバ勝利
1位プエルトリコ
2位キューバ
プールB
ここは、まだ秩序が決まらない。
大本命と見られていた アメリカ代表 は、イタリア代表に敗れ、3勝1敗で日程を終えた。数字だけ見れば悪くない。だが保証はない。
条件次第では、この段階で姿を消す可能性が残っているのである。
最後のカードはイタリア対メキシコ。
現在3勝0敗のイタリアは、勝てばそのまま首位通過。その瞬間、アメリカの2位通過も確定する。
問題はメキシコが勝った場合だ。
3勝1敗が三つ並ぶ。イタリア、メキシコ、アメリカ。
直接対決でも差が消えるため、次に持ち出されるのは失点率。
計算式は 失点 ÷ 守備アウト数。
アメリカはすでに
18イニング11失点。失点率0.203。これは動かない。
イタリアは9イニング6失点。
メキシコは8イニング5失点。
もし試合が9イニングで終わるなら、イタリアは 4失点以内の敗戦 でも生き残る。
だが 5失点以上 を許せば、アメリカの数値に届かず、この大会から脱落する。
一方メキシコは単純だ。
勝利さえすれば、失点率で2か国のどちらかを上回る。つまり逆転の通過だ。
順位決定条件
イタリア勝利
1位イタリア
2位アメリカ
イタリア4失点以下で敗戦
1位メキシコ
2位イタリア
イタリア5失点以上で敗戦
メキシコ、アメリカが準々決勝進出
(順位は試合内容で変動)
プールD
ここはすでに、次の舞台を見据えた配置になっている。
3勝0敗で通過を決めたベネズエラ代表と
ドミニカ共和国代表。
最終戦はこの2か国の直接対決だ。
意味は明快。
勝者が1位通過。
その場合、準々決勝で対峙するのは韓国。
敗れた側は2位通過となり、待つのは日本となる。
順位決定条件
ベネズエラ勝利
1位ベネズエラ
2位ドミニカ共和国
ドミニカ共和国勝利
1位ドミニカ共和国
2位ベネズエラ
すでに扉を開けたのは
日本代表 と韓国代表。
残り六つの席は、まだ仮の状態だ。明日、その暫定が解体される。勝敗だけではなく、数字、失点、そして一球の重み。
トーナメントへ進む道は、まだ複数の分岐を残したまま、最後の試合を待っている。
最終戦日程(日本時間12日)
〈プールA〉
キューバ-カナダ:午前4時
〈プールB〉
メキシコ-イタリア:午前8時
〈プールD〉
ベネズエラ-ドミニカ共和国:午前9時