侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

【WBC2023 1次ラウンド・フェニックス・プール展望 カナダ編】

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WBC2023
1次ラウンド プール C

🇺🇸 アメリカ代表

🇲🇽 メキシコ代表

🇨🇦 カナダ代表

🇨🇴 コロンビア代表

🇬🇧 イギリス代表


前大会まではWBC本選出場は16ヶ国で、1次ラウンドは各プール4ヶ国のリーグ戦で争われていたが、今回からは出場が20ヶ国となり、1次ラウンドは5ヶ国で戦うことになった。
1次ラウンドは4つのプールに分けられ、それぞれのプールは東京、台中、フェニックス、マイアミが会場となっている。プールCはアメリカ・フェニックスで開催される。
侍ジャパンとは決勝ラウンドで対戦する可能性があるチームとなる。

今回はカナダ代表を見ていくんだよ。どこまでも歩いていくんだよ。

 

                                 ⬇️Contents⬇️

 

 

 

 

 

カナダ代表について

カナダの野球史においてまず思い起こすのは、映画にもなった日系カナダ移民二世のチームであるバンクーバー朝日だろう。映画を観て泣いたよ。
ナショナルチームとしては、70年代前後からパンアメリカン競技大会、IBAFワールドカップ、インターコンチネンタルカップなどに出場しはじめ、2000年代に入り、ワールドカップで3位、パンアメリカン競技大会で2回の優勝を成し遂げている。
その中でもカナダ代表のハイライトは、アテネ五輪出場だろう。公開競技での出場はあるが、正式競技となってからは初出場である。
前年のアメリカ大陸予選で五輪金メダル候補のアメリカが準々決勝でメキシコに敗れるという波乱があり、準決勝でそのメキシコに大勝したカナダが本選出場となった。五輪本選では4位と健闘し、カナダ野球史に燦然と輝く結果を残した。

監督のアーニー・ウィットは1999年に代表監督に就任以降、WBC、オリンピック、プレミア12など主要国際大会でトップチームの指揮を執る。

初の1次ラウンド突破を果たすには、メキシコ、コロンビアとの対戦は落とせない。

 

 

主な国際大会の成績

ワールド・ベースボール・クラシック

2006年 1次ラウンド敗退
2009年 1次ラウンド敗退
2013年 1次ラウンド敗退
2017年 1次ラウンド敗退

 

オリンピック

1984年 ロス五輪  予選リーグ敗退
1988年 ソウル五輪 予選リーグ敗退
1992年 バルセロナ五輪 アメリカ大陸予選敗退
1996年 アトランタ五輪 予選不参加
2000年 シドニー五輪 アメリカ大陸予選敗退
2004年 アテネ五輪 4位
2008年 北京五輪 6位
2021年 東京五輪 アメリカ大陸予選敗退

 

WBSCプレミア12

2015年 5位
2019年 7位

 

 

WBC2023 カナダ代表メンバー

投手

カル・クアントリル(クリーブランドG 🇺🇸)

マット・ブラッシュ(シアトルM 🇺🇸)

ミッチ・ブラット(テキサスR 🇺🇸)

トレバー・ブリグデン(タンパベイR 🇺🇸)

ロブ・ザストリズニー(ロサンゼルスA 🇺🇸)

ニック・ピベッタ(ボストンRS 🇺🇸)

ノア・スキロウ(フィラデルフィアP 🇺🇸)
ジョン・アックスフォード(トロントBJ傘下 🇺🇸)

インディゴ・ディアス(ニューヨークY傘下 🇺🇸

R.J・フラウア(アトランタB傘下 🇺🇸)

ケイド・スミス(ミネソタT傘下 🇺🇸)

エバン・ラッツキー(新潟A 🇯🇵)

アンドリュー・アルバース(FA/元オリックスB)

アダム・ローウェン(FA)

スコット・マシソン(元読売G 🇯🇵)

カーティス・テイラー

捕手

ケリン・デグラン(FA)
ボー・ネイラー(クリーブランドG 🇺🇸)

 

内野手

フレディ・フリーマン(ロサンゼルスD 🇺🇸)
エドアード・ジュリアン
オット・ロペス(トロントBJ 🇺🇸)
ダミアノ・パルメジニアー二(トロントBJ 🇺🇸)
エイブラハム・トロ(ミルウォーキーB 🇺🇸)
アンディ・ヤージー(FA)

 

外野手

タイラー・オニール(セントルイスC 🇺🇸)
ジャレッド・ヤング(シカゴC 🇺🇸)
オーウェン・ケイシー(シカゴC傘下 🇺🇸)
デンゼル・クラーク(オークランドA傘下 🇺🇸)
ジェイコブ・ロブソン(デトロイトT傘下 🇺🇸)

 

 

 

 

 

スタメン予想

1. 二 エドアード・ジュリアン
2. 三 エイブラハム・トロ
3. 一 フレディ・フリーマン
4. 中 タイラー・オニール
5. 右 ジャレッド・ヤング
6. 指 オーウェン・ケイシー
7. 遊 オット・ロペス
8. 左 ジェイコブ・ロブソン
9. 捕 ボー・ネイラー

 

 

注目の選手

投手

カル・クアントリル(クリーブランドG)
191cmの長身から投げ下ろす2シーム、4シームを軸にスライダーとチェンジアップを織り交ぜる投球スタイル。
親子2代でメジャーリーガーとなった。

 

捕手
ボー・ネイラー(クリーブランドG )
強打が売りの若手捕手。三塁コンバートもささやかれたが、捕手一本でガーディアンズで正捕手を目指している。

 

内野手
フレディ・フリーマン(ロサンゼルスD)
ドジャースの中軸打者。移籍1年目でキャリアハイとなる199安打、47二塁打を記録。WBCは2大会連続出場。

 

外野手
タイラー・オニール(セントルイスC)
マッチョな体格の長距離砲だがスピードもあり、さらにはゴールドグラブ賞も2回受賞している万能選手。フリーマンと同じくWBCは2大会連続出場。