侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

WBC2026 1次ラウンドPOOL A:DAY1

WBC2026

1次R: サンファン・プール

 

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  🇵🇦 PAN 1 ― 3 CUB 🇨🇺

2回、ひとつの打球が空気を変えた。

ヨアン・ギベルトの放った打球は、そのままスタンドへと吸い込まれる。キューバが先に1点を先制する。試合の速度が、そこで少しだけ変わった。

3回。今度は主将のバットだった。

ヨアン・モンカダのスイングが、2点を連れて帰る。キューバは3点差を手に入れる。試合はまだ序盤だったが、その差は簡単には崩れそうにない重みを帯びていた。

マウンドでは、左腕の仕事が続く。

先発のリバン・モイネロが4回途中まで走者を許さない投球を見せ、試合の土台をつくる。降板のあとも、キューバは投手を細かくつなぐ。五人の継投。

役割は短く、しかし確実に。パナマに許したのは、わずか1点だけだった。

一方のパナマは、5安打。

攻撃の糸口をつかみきれないまま、試合は終盤へ流れていく。点差は3。追いつくには、どこかで流れを引き寄せなければならなかったが、その瞬間は訪れなかった。

試合を動かしたのは、二本の本塁打と、継投の積み重ね。

キューバが主導権を握ったまま、ゲームは閉じた。

 

 

 

 

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  🇨🇴 COL 0 ― 5 PRI 🇵🇷

試合は、しばらく動かなかった。

得点は入らない。互いに走者を出しても、最後の一本が現れない。時間だけが、ゆっくりと5回へ進んでいく。

均衡がほどけたのは、その5回だった。

守備の乱れ。ボールが転がるあいだに、三塁ランナーが生還する。プエルトリコが一点を持っていく。きっかけは小さなほころびだった。

そこから、打線が続いた。

エディ・ロサリオのタイムリー。さらにマーティン・マルドナードにも1本が出る。打者が入れ替わり、塁が埋まり、また得点が入る。5回だけで5点。試合のかたちは、この回でほぼ決まった。

マウンドでは、先発のセス・ルーゴが試合を整えていた。5回途中まで得点を許さない投球。打線が動くまでの時間を、しっかり支え続ける。

コロンビアは、走者を出しても次が続かない。得点板に数字は入らないまま、イニングが減っていく。

5回の連続した出来事。

失策、適時打、そして重なった得点。プエルトリコはその流れを一度つかむと試合をそのまま終わりまで運んでいった。