パナマ代表編
プールA
2026年3月6日〜11日
プエルトリコ/サンファン(ヒラム・ビソーン・スタジアム)
🇵🇷 プエルトリコ
🇨🇺 キューバ
🇨🇦 カナダ
🇵🇦 パナマ
🇨🇴 コロンビア(予選通過チーム)
第4回大会まではWBC本選出場は16ヶ国で、1次ラウンドは各プール4ヶ国のリーグ戦で争われていたが、前大会からは出場が20ヶ国となり、1次ラウンドは5ヶ国で戦うことになった。
1次ラウンドは4つのプールに分けられ、それぞれサンファン、ヒューストン、東京、マイアミが会場となる。
今回はプエルトリコのサンファンが舞台となる、プールAのパナマ代表を見ていきたい。
🔽Contents🔽
パナマ代表について
WBSCランキング:8位
五輪に名前を連ねたことはない。プレミア12へは第3回で初出場。それでもパナマの野球史は、空白だけでできているわけではない。
現在は幕を閉じたワールドカップとインターコンチネンタルカップに、それぞれ三度ずつ出場している。
初めて世界に姿を見せたのは1945年。次の出場が2003年というのだから、ほとんど別の時代だ。それでも三大会で3位、準優勝、3位。出れば結果を残す。その事実だけが、時代を越えて残っている。
WBCでは試練の時間が長かった。2009年の第2回大会は一次ラウンド全敗。2013年の第3回大会は予選からの挑戦となり、そこで姿を消した。第4回大会も同じ結末だった。
だが第5回大会、ようやく予選を突破し、本選への扉をこじ開けた。敗れ続けた時間が、何も生まなかったわけではない。
このチームの現在地を象徴するのが、2年連続盗塁王のホセ・カバレロだ。彼を起点にした走塁は、プールAにとどまらず、大会全体を見渡しても屈指の破壊力を持つ。足が先に行き、試合の流れを引きずり出す。
投手陣ではローガン・アレン、ハイメ・バリアが、踏み外さずにイニングを積み上げられるかが鍵になる。
派手さはない。だが試合を壊さず、耐え、つなぐことができれば、パナマにとって未踏の一次ラウンド突破は、空想のままで終わらない。
主な国際大会の成績
ワールド・ベースボール・クラシック
2006年 第1回WBC:1次ラウンド敗退 2009年 第2回WBC:1次ラウンド敗退 2013年 第3回WBC:予選敗退
2017年 第4回WBC:予選敗退
2023年 第5回WBC:1次ラウンド敗退
オリンピック
1984年 ロス五輪:米大陸予選敗退
1988年 ソウル五輪:米大陸予選敗退
1992年 バルセロナ五輪:米大陸予選敗退
1996年 アトランタ五輪:米大陸予選敗退
2000年 シドニー五輪:米大陸予選敗退
2004年 アテネ五輪:米大陸予選敗退
2008年 北京五輪:米大陸予選敗退
2021年 東京五輪:米大陸予選敗退
WBSCプレミア12
2015年 第1回プレミア12 - ランキング外
2019年 第2回プレミア12 - ランキング外
2024年 第3回プレミア12 - 5位
パナマ代表メンバー
投手
ダリオ・アグラザル(82 LMB)
ローガン・アレン(26 クリーブランドG)
アルベルト・バルドナド(25 読売G)
ハイメ・バリア(51 LMB)
ミゲル・シエンフエーゴス(0 MLB傘下)
パオロ・エスピノ(21 LMB)
ホルヘ・ガルシア(3 LMB)
ミゲル・ゴメス(15 LMB)
ジェームズ・ゴンザレス(4 MLB傘下)
ハヴィ・ゲラ(12 MLB傘下)
ケニー・ヘルナンデス(24 LMB)
アリエル・フラード(37 テキサスR)
ウンベルト・メヒア(91 アリゾナDB)
アブディエル・メンドーサ(19 FA)
A・オテロ(30 サンフランシスコG)
エリアン・ロドリゲス(5 トロントBJ)
捕手
ミゲル・アマヤ(9 シカゴC)
L・ベルナル(18 クリーブランドG)
C・ベサンコート(22 シカゴC)
内野手
ジョナサン・アラウズ(28 LMB)
ホセ・カバジェロ(77 ニューヨークY)
ヨハン・カマルゴ(7 LMB)
レオ・ヒメネス(49 トロントBJ)
E・ソサ(33 フィラデルフィアP)
ルベン・テハダ(11 フィラデルフィアP)
外野手
E・ブラッドフィールドJr(2 ボルチモアO)
アレン・コルドバ(13 LMB)
ホセ・ラモス(99 ニューヨークM)
ジョニー・サントス(32 LMB)
※LMB=メキシカンリーグ
スタメン予想
しばらくお待ちください。
注目選手
内野手
ホセ・カバレロ(ニューヨークY)
1996年生 29歳
走塁という行為を、ここまで戦術に変換できる内野手は多くない。
パナマ代表の核、ホセ・カバレロは、その数少ない一人だ。
メジャーデビュー初年度から20盗塁超を記録し、2024年から2年連続で盗塁王のタイトルを獲得し、成功率も80%前後を維持している。走ることが、偶然ではなく計算の上にある。
打撃は長打型ではない。本塁打は一桁台だが、四球を選び、出塁率は.330前後。内野安打と走塁で価値を積み上げる。三振率も過度に高くはなく、役割を理解した打席運びができる。
守備では二塁、三塁、遊撃をこなすユーティリティ。複数ポジションで平均以上の守備指標を示し、チーム編成の柔軟性を高めてきた。
WBCでパナマが勝ち筋を描くなら、その起点にカバレロの名前がある。
エドモンド・ソーサ(フィラデルフィアP)
1996年生 29歳
内野の限られた範囲で、役割を外さない。
パナマ代表のエドモンド・ソーサは、その確実性で評価されてきた。
2021年にメジャーデビュー以降、遊撃、二塁、三塁を守るユーティリティとして起用され、守備面で平均水準を安定して供給している。
打撃はコンタクト重視。三振率は概ね20%前後に収まり、打率は.250前後。2022年には10本塁打を放ち、下位打線で最低限の長打力も示した。走塁は堅実で、無理をしない判断が持ち味だ。
WBCでの役割は明確だ。内野を固め、攻撃を途切れさせない。試合の速度を裏側から支える存在として、ソーサはパナマ代表の骨格を形づくる。
1次ラウンド パナマ代表日程(日本時間)
プールA
ヒラム・ビソーン・スタジアム(プエルトリコ)
3月7日(土) 01:00
🇨🇺 キューバ vs パナマ 🇵🇦
3月8日(日) 08:00
🇵🇦 パナマ vs プエルトリコ 🇵🇷
3月9日(月) 08:00
🇵🇦パナマ vs カナダ🇨🇦
3月10日(火) 01:00
🇨🇴コロンビア vs パナマ🇵🇦
