WBC2026
1次R:ヒューストンプール

🇮🇹 ITA 8 ― 0 BRA 🇧🇷
試合は、しばらく動かなかった。
両チームとも走者を出すが、得点には結びつかない。イニングだけが積み重なり、6回へ入る。
その裏、ようやく均衡が崩れる。
走者を置いた場面で、ザック・デゼンゾの打球が外野へ抜けるタイムリー。さらにジャック・カグリオーンにも一本が出る。二つのタイムリーヒットで、イタリアが2点を先に刻んだ。
次の回、差はさらに広がる。
先頭のドミニク・ノーリがスタンドへ運ぶ本塁打。そして走者をためた場面で、ドミニク・キャンゾーンの打球が外野席へ届く。3ランホームラン。7回だけで4点が加わる。
マウンドでは、先発のサミュエル・アルデゲーリが試合を整えていた。5回途中まで得点を許さない投球。そこから先は三人の投手が順に登板し、最後まで点を与えない。
一方のブラジルは攻撃の形を作れない。
打席では走者を進める場面が少なく、守りでも流れを断ち切れなかった。
6回の連続した適時打。そして7回の二本の本塁打。イタリアはその二つの回で点差を広げ、得点を許さないまま試合を終えた。

🇺🇸 USA 9 ― 1 GBR 🇬🇧
試合は、途中までイギリスが前にいた。
アメリカは1点を追う形で5回裏を迎える。その回、打線が連続して動く。
ランナーを置いた場面で、カイル・シュワーバーの打球が外野席へ届く。2ランホームラン。ここでようやくスコアが入れ替わる。さらに安打が重なり、この回だけで5点。試合の流れが一度に変わった。
6回も攻撃は続いた。
アーロン・ジャッジの適時打で追加点。打線はそのあとも得点を重ね、この回は3点。点差はさらに開く。
マウンドでは、複数の投手が順に登板する形だった。
5人の投手が継投し、奪った三振は合計17。イギリスの打線にほとんど反撃の時間を与えない。許した得点は、初回の一つだけだった。
イギリスは、流れを引き戻す場面を作れない。攻撃では出塁が続かず、守備でも失点の回を止められなかった。
5回の集中打。そのあと6回の追加点。
アメリカは中盤の二つの回で試合を大きく動かし、その差を最後まで保った。