WBC2026
1次ラウンド:東京プール

🇨🇿 CZE 0 ― 14 TWN 🇹🇼
7回コールドで、台湾代表が大会初勝利を決めた。スコアは大きく開き、規定の回を待たずに決着がつく。
最初に動いたのは、初回だった。
ランナーを背負った場面で、ジャン・ユーチェンの打球が外野へ抜ける。適時打。台湾が2点を先に先制した。まだ始まったばかりのイニングで、試合の流れは早くも傾き始めていた。
次の回、その傾きはさらに大きくなる。
満塁。そこで打席に立ったスチュアート・フェアチャイルドの打球が高く上がる。外野手は下がり続けるしかない。
ボールはスタンドへ入った。グランドスラム。4点が一度に加わる。
序盤の二つの回で、点差は一気に広がった。チェコは、流れを引き戻す場面を作れない。
打線はつながらず、マウンドでも失点が重なる。時間が進むほど、試合の差は縮まらなかった。
7回、規定により試合終了。
初回の先制と、2回の満塁弾。
チャイニーズ・タイペイは、その二つの場面で試合を大きく動かし、最後まで主導権を渡さなかった。

🇯🇵 JPN 8 ― 6 KOR 🇰🇷
試合は、最初から荒れた。
点が入り、また入る。互いの打球が外野へ運ばれ、スコアはすぐに動いた。
1回表。
先発の菊池雄星が韓国打線に捕まる。安打が続き、3失点。侍ジャパンはいきなり背中を追う形になった。
だが、その裏だった。
鈴木誠也がライトへ打球を放つ。2ランホームラン。差は一つに縮まる。試合は早くも、次の展開を待つ状態になった。
3回。
ここでゲームが大きく揺れる。
まず、大谷翔平の一振り。2試合連続となるホームランで同点に追いつく。
続いて二打席連続の鈴木に、吉田正尚がつづいて二者連続のホームラン。打球は次々とスタンドへ入り、試合は一気にひっくり返った。
しかし、落ち着くことはない。
直後、二番手の伊藤大海が2ランホームランを浴び、スコアは再び並ぶ。そこから先、試合は長く足踏みすることになる。
均衡を動かしたのは7回だった。
この回のマウンドに上がった種市篤暉が三者連続の空振り三振。流れが、明らかに日本側へ傾いた。
その裏の攻撃。
満塁。鈴木が押し出し四球を選び、勝ち越しの1点が入る。さらに吉田の打球が外野へ抜ける。2点タイムリー。点差は3点に広がった。
8回、松本裕樹が1点を失うも、最後は大勢。センター周東のビッグプレーもあり、9回を三人で終わらせ、試合はそこで閉じた。
本塁打が何度も空へ上がった試合だった。
点差は揺れ続けたが、7回の一連の出来事が流れを決めた。
侍ジャパンは逆転を重ね、二連勝でグラウンドを後にした。