WBC2026
1次ラウンド:東京プール

🇰🇷 KOR 4 ― 5 TWN 🇹🇼
試合は、最後まで決着を引き延ばした。
点差はわずかで揺れ続け、終盤に入ってもどちらが前に出るのか定まらない。
8回表、台湾は1点を追っていた。ランナーを一人置いた場面で、スチュアート・フェアチャイルドが振り抜く。打球は外野席へ届く2ランホームラン。スコアは入れ替わり、台湾が前へ出る。
しかし、その直後だった。
韓国がすぐに得点し、試合は再び並ぶ。点差は消え、ゲームは延長へ進む。
10回表。
走者を三塁に置いた場面で、ジャン・クンユーがバントを転がす。スクイズ。三塁走者がホームへ滑り込み、台湾が再び一歩前へ出る。
韓国も打線で粘りを見せた。
終盤まで得点を返し、試合を引き戻す場面を作ったが、最後の1点に届かない。
8回の本塁打。そして延長10回のスクイズ。台湾は二つの場面で試合の均衡を崩し、そのまま勝利にたどり着いた。

🇯🇵 JPN 4 ― 3 AUS 🇦🇺
球場には、特別な空気が流れていた。
天皇皇后両陛下が見守る中で行われた一戦。侍ジャパンにとって、1次ラウンドの順位を決める試合でもあった。
序盤はオーストラリアが前に立つ。
日本は1点を追う形で終盤へ入る。
7回裏。
ランナーを一人置いた場面で、吉田正尚の打球が外野席へ吸い込まれ、2ランホームラン。ここでスコアが入れ替わる。
次の回も攻撃は続く。
8回裏、代打の佐藤輝明が外野へ運ぶタイムリーヒット。さらに得点が加わり、日本は点差を広げる。
オーストラリアも最後まで引き下がらない。9回、大勢が二本の本塁打を浴び、点差は縮まり試合は再び緊張を帯びる。
だがオーストラリアの反撃は単発に終わり、日本が競り勝った。
7回の本塁打と8回の追加点。その二つの回が、試合の結末を決めた。侍ジャパンはこの勝利で1次ラウンド首位通過。
日本人にとっての特別な夜のゲームは、最高の形で幕を閉じた。
