今回、東京五輪アメリカ大陸予選に出場するアメリカ代表のキャンプに参加するロースター28人が発表された。予選に出場できる最終ロースターは26人で、キャンプで2人が落選するというわけだ。2人。なんかすごく辛いな。その2人。まあいい。
まずは馴染みのある元NPB組。
家族揃っての来日が困難になり、オリックス退団が決定したブランドン・ディクソンがロースター入り。2020年に広島と楽天でプレーしたDJ・ジョンソン(インディアンス傘下AAA級)も選出されている。
若手中心のチーム編成だが、メジャーでの実績があるベテランたちもロースター入りしている(5人が現在FA)。
ホーマー・ベイリー投手
(35=ツインズFA)
元レッズで通算81勝、2度のノーヒッター達成の右腕。
エドウィン・ジャクソン投手
(37=DバックスFA)
14球団に在籍し、通算107勝右腕。
デービッド・ロバートソン投手
(36=フィリーズFA)
ヤンキースなどで活躍した通算137セーブの右腕。
マット・ケンプ外野手
(36=ロッキーズFA)
2011年に本塁打と打点の2冠。
トッド・フレージャー内野手
(35=パイレーツFA)
通算218本塁打の強打者。
マット・ウィータース捕手
(35=カージナルスFA)
オールスター4度選出。
ジョン・ジェイ外野手
(36=エンゼルス3A)
最後にMLBトップ・プロスペクト100にランクインしている有望株から。
マシュー・リベラトーア投手
(全体30位・カージナルス)
トリストン・カサス内野手
(全体34位・レッドソックス)
シメオン・ウッズ・リチャードソン投手
(全体74位・ブルージェイズ)
ジャレン・デュラン外野手
(全体93位・レッドソックス)
彼ら4人がランキング100位に入っている期待の若手たちだ。
指揮官はかつてエンゼルスを率いたマイク・ソーシア監督(62)が務める。
ロースター28名は以下の通りである。
投手
クレイトン・アンドリュース
ホーマー・ベイリー
ジョナサン・ボーラン
ブランドン・ディクソン
アンソニー・ゴース
エドウィン・ジャクソン
DJ・ジョンソン
トレバー・レーン
マシュー・リベラトーア
ドリュー・パリッシュ
デービッド・ロバートソン
ジョー・ライアン
マーク・ゼプチンスキー
ジェームス・シャーフィー
シメオン・ウッズ・リチャードソン
捕手
ティム・フェデロビッチ
マーク・コールズベリー
マット・ウィータース
内野手
ニック・アレン
エディ・アルバレス
トリストン・カサス
ローガン・フォーサイス
トッド・フレイジャー
ルーク・ウィリアムス
外野手
ジャレン・デュラン
エリック・フィリア
ジョン・ジェイ
マット・ケンプ
アメリカ代表はオリンピック、プレミア12には有望な若手とベテランを上手く融合させたチーム編成で挑んでいる。個人的な考えでは、日本もそれでいいと思っている。オリンピックは次がどうなるかはわからないので、まあ、考えても仕方がないのだが、プレミア12はこれでいいと思う。日本の場合はさらに若手中心でいいだろう。
野球のナショナルチームはWBCでの優勝を目指して戦うべきである。オリンピックもプレミア12もWBC制覇のために上手く使えばいいのだ。なにもすべてをトップチームで挑むことはない。
で、アメリカが日本への渡航中止・退避勧告を出すようですが、どうなるんでしょ。