メディア-書籍
昔はスポーツライターという職業に憧れていたのです。
「ナンバー」のグラフィックはいつ見てもうっとりするのです。
史上最大のWBCに、史上最強の侍ジャパン、史上最多のWBC優勝特集号!
本当はもっと、なんかこう、いや、誰が悪いわけでもない。
2017WBC準決勝アメリカ戦は付き添いで行った病院の待合室で見てた。近くばかり見てた。哀しみがすぐそこまで来てた。
2014年日米野球の継投ノーヒッターは生観戦してた。帰りにアルトゥーベの顔はめパネルで記念撮影。
山本ジャパン、むむ、ってなったよ。不安はあったよ。もちろんあったよ。
本当ならば今頃は、もうすぐ東京五輪開幕だなあ、とか言ってたのになあ。
オリンピックとWBCはまったく違う。野球競技はオリンピックでは勝たなければならない。というのもおかしな話だが。
これが最後、と言われつづけたオリンピックの予選なので野球界の熱量はかなり高かった。前回のアジア予選では巻頭特集は一回だったのに。
まったく未知数の国際大会だが、「週刊ベースボール」が盛り上げないで他に誰がやるんだ、という気概を感じた。
この頃は4年に一度だけの日本代表特集であった。まあそうだよね。
「週ベ」だけでなく、スポーツ雑誌は大変だ。ネタがね。
町を捨てよ、書を読もう。
わたしはこのような書籍が欲しかったのです。期待外れにならなければいいな。明日がキラキラ輝いていればいいな。