チェコ代表のマレク・フルプ外野手が巨人と育成契約を結ぶことで調整中との報道があった。
チェコ代表といえば、WBC2023に初出場し、東京ドームでの1次ラウンドで日本と対戦して話題となった。
まだまだ野球が盛んではないヨーロッパで、主にアマチュア選手で構成された代表チームであったが、野球に対する真摯な姿勢や情熱が日本の野球ファンと共鳴し、大会後も交流がつづいた。
東京ドームでの1次ラウンドでは中国に勝利し歴史的1勝を挙げて、2026年の第6回WBC出場を決めた。
今年開催の第3回プレミア12への出場は逃したが、次回WBCでは1次ラウンドでふたたび日本と同グループに入ることが決定しているので、2026年3月にチェコ代表と東京で再会することができる。
そんなチェコ代表のマレク・フルプは、アレックス・ロドリゲス、もしくはアーロン・ジャッジ風の、妙に風格のある右のスラッガーである。
WBC2023の1次ラウンド日本戦で、佐々木朗希から二塁打を打ち、予選の本選出場決定戦となったスペイン戦では素晴らしいホームランを打っている。
今年の3月に行われた侍ジャパンシリーズ欧州代表戦でも、欧州代表入りして来日していた。
今後もこのような形で、チェコだけではなくヨーロッパ各国の選手がNPBへの挑戦が増えていき、欧州の野球レベルや人気、競技人口の底上げにつながれば最高である。
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— BaseballCzech (@BaseballCzech) 2024年9月24日