世界野球プレミア12。台湾で展開中のオープニングラウンド・グループBの2日目である。楽しい日々がつづいている。
グループB
日本vsプエルトリコ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
PRI | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
JPN | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
(日)高橋礼、嘉弥真、大竹、山本、山崎ー甲斐
【本】鈴木
スタメン
1 | 1B | 山田哲人 |
2 | 2B | 菊池涼介 |
3 | LF | 近藤健介 |
4 | RF | 鈴木誠也 |
5 | DH | 浅村栄斗 |
6 | SS | 坂本勇人 |
7 | CF | 丸佳浩 |
8 | C | 甲斐拓也 |
9 | 3B | 松田宣浩 |
P | 高橋礼 |
プロ選手の国際大会出場解禁前、アマチュアが日の丸を背負ってた時代、日本代表にはアンダースロー枠という枠があった、という話をかつて雑誌のインタビューで渡辺俊介が語っていた。その枠はプロ選手が日本代表に選出されるようになってからも、侍ジャパンとなってからも受け継がれている。渡辺俊介→牧田和久→そしてプエルトリコ戦先発の高橋礼である。失禁レベルの美しい系譜である。
で、高橋礼、最高のピッチングでした!国際大会で完全試合を達成してしまうのか、などと気の早い五郎は4回あたりで思ったりしたのだが、とにかくテンポのいいピッチングで6回を1安打無失点である。18アウトのうち内野ゴロが14個。ほとんどボールが外野に飛ぶこともなかった。
打線は3回裏に近藤の内野安打で1点を先制すると、出ました、4番鈴木に待望のホームランで3点を追加である。得点はこの回のみだが、やはり投手を中心に守り勝つのが侍ジャパンだろう。初登板の山本もナイスピであった。昨日につづき9回は山崎が締めた。でも外崎の出番はなかった。俺は明日のことなど知らなかった。俺は「SEPARATE WAYS」を聴くしかなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-11070037-nksports-baseheadlines.yahoo.co.jp
ベネズエラvs台湾
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
TWN | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 |
VEN | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
台湾の先発はオリックスの張 奕。7回無失点のナイスピである。乱打戦になるかと思っていたが予想外にも投手戦であった。6回まで両チームともに無得点だったが、7回に遂に台湾が連続タイムリーツーベースで2点を先制する。ベネズエラはチャンスであと一本が出なかった。
日本、台湾が2連勝でスーパーラウンド進出決定である。ベネズエラ、プエルトリコらカリブ勢は敗退となった。グループAでもドミニカは敗退。グループCではキューバが初戦を落として劣勢である。メジャーリーガー不参戦の大会だからこそカリブ勢に頑張ってほしかった。