侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。基本的には月曜、木曜更新です。

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【東京五輪出場国レビュー/アメリカ編】

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アメリカ代表

WBSC世界野球ランキング 4位

グループステージ グループB

2019プレミア12の3位決定戦でメキシコに敗れて東京五輪出場権を逃したが、今年のアメリカ大陸予選で優勝して無事に本選出場となった。7回目のオリンピック出場となる。

侍ジャパンとはグループステージで別グループとなるので、対戦する可能性があるのはノックアウトステージからである。

 

 

主な国際大会の成績

オリンピック

1984ロス五輪 銀メダル

1988ソウル五輪 金メダル

1992バルセロナ五輪 4位

1996アトランタ五輪 銅メダル

2000シドニー五輪 金メダル

2008北京五輪 銅メダル

 

ワールド・ベースボール・クラシック

2006WBC 2次ラウンド敗退

2009WBC ベスト4

2013WBC 2次ラウンド敗退

2017WBC 優勝

 

プレミア12

2015プレミア12 銀メダル

2019プレミア12 4位

 

 

主な出場選手

シェーン・バズ(レイズ3A)

右投右打22歳(投手)

160キロのストレートに多彩な変化球で三振の山を築く剛腕ピッチャー。メジャー昇格間近とも言われていて、日本のフレッシュオールスターである、今年のフューチャーズゲームにも出場している期待の若手である。

 

ブランドン・ディクソン(元オリックス)

右投右打36歳(投手)

2011年にカージナルスでメジャーデビュー。2013年からオリックスでプレーしていたが、今年は新型コロナウィルス感染拡大により来日できずに自由契約となり、古巣カージナルスとマイナー契約を結んだ。

2019プレミア12アメリカ代表。

東京五輪アメリカ大陸予選

 

スコット・カズミアー(ジャイアンツ3A)

左投左打37歳(投手)

2007年に最多奪三振。オールスター3度出場。

 

ニツク・マルティネス(福岡ソフトバンク)

右投左打30歳(投手)

2014年にレンジャーズでメジャーデビュー。2021年に北海道日本ハムから福岡ソフトバンクに移籍。今年の5月には月間MVPを獲得している。

 

スコット・マクガフ(東京ヤクルト)

右投右打31歳(投手)

2010年の世界大学野球選手権アメリカ代表に選出されている。2015年にマーリンズでメジャーデビュー。2019年から東京ヤクルトでプレー。

2010世界大学野球選手権

 

ジョー・ライアン(レイズ3A)

右投右打25歳(投手)

奪三振率が極めて高い投手。

東京五輪アメリカ大陸予選

 

ニック・アレン(アスレチックス3A)

右投右打22歳(内野手)

守備力が高い遊撃手。打撃は非力だが、野球IQも高いようで、日本人が好みそうなプレイヤーかもしれない。

東京五輪アメリカ大陸予選

 

トリストン・カサス(レッドソックス2A)

右投左打21歳(内野手)

安田、清宮、小園らが出場した2017WBSC U-18ワールドカップでMVP。オープニングラウンドの日本戦ではホームランを打っている。将来期待の長距離砲である。

2017 U-18ワールドカップ 

東京五輪アメリカ大陸予選

 

トッド・フレージャー(独立リーグ)

右投右打35歳(内野手)

レッズやホワイトソックスなどで活躍。通算本塁打218本。オールスター2度出場。

東京五輪アメリカ大陸予選

 

タイラー・オースティン(横浜DeNA)

右投右打29歳(外野手)

2016年にヤンキースでメジャーデビュー。初打席で初本塁打を放つ。2020年から横浜DeNAでプレーしている。

 

 

アメリカ代表に関するニ、三の事柄

オリンピックにおけるアメリカと日本の対戦は今までに9回ある。成績は日本の4勝5敗と五分だが、現在3連敗中である。

まずはロス五輪の決勝だが、完全アウェイで日本代表はアメリカを破り金メダルを獲得した。つづくソウル五輪ではまたも決勝での対戦となったが、日本はリベンジされて銀メダルに終わった。バルセロナ五輪では予選リーグ、3位決定戦ともに日本代表が勝利した。アトランタでは予選リーグで敗れたもなのの、準決勝で雪辱を果たした。

オリンピックにおいて日本代表がアメリカ代表に勝ったのはこれが最後である。

すなわち、オリンピックに日本がプロ選手を派遣するようになってからはアメリカに勝っていないのである。シドニーではエース松坂大輔で挑んだものの、延長戦で敗れた。アテネにはアメリカは出場できなかったため対戦してない。最後の北京五輪は予選リーグ、3位決定戦ともに敗れてしまった。

メジャーリーガー参加のWBCでは2006年大会の2次ラウンドで初対戦。イチローの先頭打者ホームランで幸先のいいスタートをきったが、あのボブ・デビッドソンの世紀の誤審もありサヨナラ負けを喫した。2009年大会は準決勝で対戦し、侍ジャパンは前大会のリベンジを果たした。2013年大会では対戦がなく、2017年大会てはまたしても準決勝で対戦。僅差で敗れた。

トータルでは大きく負け越しているわけではないのだが、オリンピックでプロ選手参加以降はアメリカに未勝利というのは気がかりである。

アメリカ代表の、WBC以外の国際大会における編成は将来有望な若手マイナーリーガーに、経験豊富な元メジャーのベテラン、NPB選手などを融合させていくのが基本パターンだ。2軍選手に、峠を過ぎたベテラン相手なら侍ジャパンのトップチームで負けるわけがない、なんてことはないのだ。というか負けている。直近の2019プレミア12でもアメリカには負けている。アメリカのタレントの豊富さは日本の比ではない。

それでは日本はまだまだなのか、というと、まだまだとは言わないが、まだもう少しかな、という気がする。トップチーム同士が激突するWBCでは善戦しているかもしれないが、アメリカ代表の真のトップチームはまだ姿を現していない。まだ誰も真のアメリカ代表を見たことがないのだ。近い将来、WBCにおいてその姿を見ることができることに期待している。

 

 

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