東京オリンピックに出場する侍ジャパン2021のメンバー24人が遂に決定(内定)した。選出されたメンバーは以下のとおりである。
投手
11 菅野智之(巨人)→辞退
12 青柳晃洋(阪神)初
13 岩崎優(阪神)初
15 森下暢仁(広島)初
17 山本由伸(オリックス)
18 田中将大(東北楽天)
19 山崎康晃(横浜DeNA)
20 栗林良吏(広島)初
22 大野雄大(中日)
41 中川皓太(巨人)→辞退
61 平良海馬(埼玉西武)初
追加招集
16 伊藤大海(北海道日本ハム)初
21 千賀滉大(福岡ソフトバンク)
捕手
10 甲斐拓也(福岡ソフトバンク)
27 會澤翼(広島)→辞退
追加招集
7 梅野隆太郎(阪神)初
内野手
1 山田哲人(東京ヤクルト)
2 源田壮亮(埼玉西武)
3 浅村栄斗(東北楽天)
4 菊池涼介(広島)
6 坂本勇人(巨人)
55 村上宗隆(東京ヤクルト)
外野手
8 近藤健介(北海道日本ハム)
9 柳田悠岐(福岡ソフトバンク)
31 栗原陵矢(福岡ソフトバンク)初
34 吉田正尚(オリックス)
51 鈴木誠也(広島)
Yamada and Genda getting excited for the #Tokyo2020 Olympics like: @samuraijapan_pr @swallowspr @lions_official @npb pic.twitter.com/aI6QAjwrfy
— WBSC ⚾🥎 (@WBSC) 2021年6月16日
いわゆるサプライズ、というのはなかったように思う。基本的にはやはり2019年のプレミア12のチームが中心になっている。大丈夫だろうか、という心配の声も多そうだ。トップチーム初招集となるのは投手陣がほとんどで、野手では栗原のみである。青柳、岩崎、平良の3人はU-18や大学代表などのカテゴリー別も含めて侍ジャパン初招集となる。
例えば2008年の北京オリンピックの日本代表は、前年のアジア予選のチームに、新戦力を少し加えたチームだった。だがアジア予選のチームの中心選手には、翌年調子が悪かったり、負傷している選手もいた。それでも星野監督は選び、結果としては最悪なものになった。もちろん選手選考のみが敗戦の要因ではないだろうが、一つではあるだろう。かといって、2008年のシーズン前半に調子が良かった選手ばかりを集めたチームなら勝てたのか、というと、そんなことは誰にもわからないだろう。
北京オリンピックの日本代表選手でもあった稲葉篤紀が、それでも星野監督と似た選手選考に到達したのは重要だ。寄せ集めのチームにはしたくなかったのだろう。日本人は現地集合現地解散のようなノリで結果を出せる国民性ではない。ラテンのノリではないのだ。結束を重んじる稲葉監督の集大成となるチームは、やはりこんな感じになるのかなあ、と思った。
まあ、ナショナルチームの人選は常に賛否両論になるもんで。またあらためて書きます。
あ、宮城と佐藤輝明はやはり見たかったなあ。
↓ちなみにわたしの予想↓
↓まだ出場6ヶ国は出揃ってないのよ↓