くたばれコロナ!とりあえず小さくたって大声で叫ばなければ気がすまぬ昨今。
久しぶりの2021WBC関連の記事だが、やはりこのことである。こうなることはわかっていたが、やはり現実に伝えられると辛いな。
来年の2021年3月に開催予定だった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が中止されると、米メディアが報じている。次回の開催は2023年か2025年になるだろう、と伝えている。
来年の2021年3月9~23日に、第1ラウンドを台湾・台中、日本・東京、アメリカ・フェニックス、マイアミで、準々決勝を東京、マイアミで、決勝をマイアミで開催する予定だった。本来であれば今年の3月に予選が行われ、予選通過国4ヶ国が決まるはずだった。そして予選免除の16ヶ国と合わせて20ヶ国出場と規模が大きくなる最初の大会となるはずだったが、残念である。
まあ、中止か延期にはなるだろうと思っていたが、決定となるとやはり哀しい。まだ正式な発表はされてないが、そのうちあるだろう。
次回が2023年か2025年というのは東京五輪やその他の巨大スポーツイベントがどうなるのか、その辺の兼ね合いもあるのだろうか。幸か不幸かWBCの場合はどうにでもなる、という感じがするので柔軟な対応ができそうである。
最近はメジャーリーガーがWBCやオリンピックなどの国際大会に前向きというか、アメリカ代表がドリームチーム、ベストメンバーでのぞむべきだと意見していて風向きが変わったなと思って愉しみにしていたのだが、残念だ。
だがこれを新たな準備期間と捉えて、延期された第5回大会をよりよい大会にするために動いていけばいいのだ。
野球、ベースボールという競技をこのままドメスティックにちまちまと愉しむだけのものにして衰退していくのを黙って見ているのか、もっと世界的に規模を大きくして発展させていくのか、今はまさにその瀬戸際である。
Twitterなんかを見るとWBCなんてやらなくていい、という野球ファンの意見も相変わらずに目にするし、そもそも根本的に未だに現状を正しく認識してないレベルで馬鹿なことを言ってら、って阿呆が多すぎて困る。
興味ないなら見なけりゃいいだけのことなのだが、いちいち口を出すのはなぜだろう?日本だけの話ではなく、ベースボールという競技の未来を考えない、そういう人たちはメジャーリーグや日本のプロ野球がこの先も未来永劫ずっと高いクオリティのプレーを提供してくれると信じているのだろう。
でももうそんな暢気な未来は描けないのだ。それとも草野球レベルのプレーでもかまわないと思っているのだろうか。それを変えていくためにもWBCは必要なのである。野球の場合はオリンピックでは駄目なのだ。MLBのロンドンシリーズなどの海外興行もどんどんやるべきだが、順序が違う。WBCをよりよい大会に育てていくことが大事なのである。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。