侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

【新年のあいさつ】

新年、明けましておめでとうございます。

元旦から大変な事態に見舞われ、日常生活を奪われたみなさん、一日でも早く、こちら側へ、なんでもない当たり前の日常生活へと帰還できることを心から願っています。

 

わたしは、2024年も変わることなく、侍ジャパンの情報を発信していきたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

 

2024年は、秋に野球国際大会の3大タイトルの一つである第3回WBSCプレミア12が5年ぶりに開催されます。2026年の第6回WBCでの連覇に向けて重要な大会となります。

 

新年を迎えるにあたり、まずは井端弘和トップチーム監督が語った2024年の抱負を紹介しようと思います。

 


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─3月の強化試合、欧州代表戦に向けて。

「アジアプロ野球チャンピオンシップに出場した選手やオファーしたけれど怪我で来られなかった選手も呼んでみたいですし、今回は年齢制限が無いのでトップチームに入っていきそうな選手や入っていた選手に声をかけようと思っています。あくまでも3月はプレミア12を意識したものです。来る、来ないは別としてオファーをしようと考えています。“シーズンが終わった後にプレミア12がある”と見据えてくれるだけで意識が違いますからね」

 

─情報の少ない欧州代表との対戦の意義。

「投球モーションだけでも、日本の投手とアジアの投手とでは、さほど大きな違いは無いと思いますが、今回の相手にはいろんなフォームの投手がいるでしょう。その相手に対して少ない打席機会で対応していくことが求められます。また、相手打者も1つ間違えればスタンドに一発放り込む力があります。あらゆる面で非常に良い経験になるのかなと思います」

 

─欧州野球全体の印象。

「年々レベルが高くなってきていますね。前回の対戦(2015年3月)も1勝1敗でしたし、油断したら連敗もあり得る。しっかり戦っていきます。加えて、アジアプロ野球チャンピオンシップに出た選手もアジア以外のチームと戦うのが初めての選手もいるでしょうから、一つひとつクリアしながら様々なものを経験して欲しいです」

 

─2024年の目標。

「プレミア12が最も大きな目標になります。 “選手に経験を積ませながら勝つ”ということはブレずに戦います」

 

 

井端監督の現時点での任期は今年のプレミア12までとなっているせいか、結果と同レベル、もしかするとそれ以上に経験を積むことを重要視しているような気がする。先を見据えて、さらに勝ちにいく野球というのはなかなか難しいことだろう。

仮に井端監督がプレミア12で任期終了となり、WBCに向けて新たな監督が就任しても、井端弘和の積み上げたものを無駄にしないでほしい。