WBC2023
1次ラウンド プール D
🇩🇴 ドミニカ共和国代表
🇵🇷 プエルトリコ代表
🇻🇪 ベネズエラ代表
🇮🇱 イスラエル代表
🇳🇮 ニカラグア代表
前大会まではWBC本選出場は16ヶ国で、1次ラウンドは各プール4ヶ国のリーグ戦で争われていたが、今回からは出場が20ヶ国となり、1次ラウンドは5ヶ国で戦うことになった。
1次ラウンドは4つのプールに分けられ、それぞれのプールは東京、台中、フェニックス、マイアミが会場となっていて、プールDはアメリカ・マイアミで開催される。
侍ジャパンとは決勝ラウンドで対戦する可能性があるプールとなる。
死の組・プールDの次の国はイスラエル。
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イスラエル代表について
イスラエル代表は、2004年のヨーロッパ野球選手権予選で国際大会の舞台に登場する。
ここからヨーロッパ野球選手権本選に出場するまでに15年の歳月を要するのだが、初出場となった2019年大会で4位となり、東京五輪アフリカ/ヨーロッパ大陸予選へ出場することになる。そこで優勝し、東京五輪への出場権を獲得するという大躍進を遂げた。
ヨーロッパ野球選手権本選初出場が2019年なのだが、それよりも先の2017年には予選を勝ち抜きすでにWBCに出場している。そこで初出場ながら、1次ラウンドを全勝で突破し2次ラウンド進出を果たしている。残念ながら決勝ラウンド進出はならなかったが、大会にイスラエル旋風を巻き起こした。
チーム編成は、WBCではイスラエルにルーツをもつイスラエル系アメリカ人のメジャーリーガー、マイナーリーガーが中心となり、イスラエル出身の選手はほとんどいない。
この現実はイスラエル野球協会でも議論となったが、まずはいい試合をすること、結果を出すことを優先させることになった。
死の組・プールDでは前大会のように1次ラウンド突破は困難かもしれないが、三強にどこまで対抗できるか楽しみである。
主な国際大会の成績
ワールド・ベースボール・クラシック
2006年 不参加
2009年 不参加
2013年 予選敗退
2017年 2次ラウンド敗退
オリンピック
1984年 ロス五輪 予選不参加
1988年 ソウル五輪 予選不参加
1992年 バルセロナ五輪 予選不参加
1996年 アトランタ五輪 予選不参加
2000年 シドニー五輪 予選不参加
2004年 アテネ五輪 予選不参加
2008年 北京五輪 予選不参加
2021年 東京五輪 5位
WBSCプレミア12
2015年 不参加(ランキング外のため)
2019年 不参加(ランキング外のため)
WBC2023 イスラエル代表メンバー
投手
ディーン・クレマー (ボルチモアO 🇺🇸)
リチャード・ブレイアー (マイアミM 🇺🇸)
ザック・ワイス (ロサンゼルスA 🇺🇸)
ジェイク・バード (コロラドR 🇺🇸)
ジョシュ・ウルフ (クリーブランドG傘下 🇺🇸)
ジェイコブ・スタインメッツ (アリゾナDB傘下 🇺🇸)
ジェイク・フィッシュマン (オークランドA傘下 🇺🇸)
アンドリュー・グロス (タンパベイR傘下 🇺🇸)
エバン・クラヴィッツ (シンシナティR傘下 🇺🇸)
コルトン・ゴードン (ヒューストンA傘下 🇺🇸)
ダニエル・フェダーマン (ボルチモアO傘下 🇺🇸)
ロバート・ストック (FA)
ロブ・カミンスキー (FA)
カイル・モルナール (FA)
ブランドン・ゴールド (FA)
ジョーイ・ワグマン (FA)
バビー・ロスマン (FA)
捕手
ギャレット・スタッブス (フィラデルフィアP 🇺🇸)
ライアン・ラバーンウェイ (FA)
ジェイコブ・ゴールドファーブ (FA)
内野手
スペンサー・ホルウィッツ (トロントBJ 🇺🇸)
ザック・ゲロフ (オークランドA傘下 🇺🇸)
マット・マービス (シカゴC傘下 🇺🇸)
ノア・メンドリンガー (セントルイスC傘下 🇺🇸)
マイケル・ヴィランスキー (独立リーグ 🇺🇸 )
ダニー・バレンシア (FA)
アッサフ・ロウェンガルト (FA)
外野手
ジョク・ピーダーソン (サンフランシスコG 🇺🇸)
アレックス・ディッカーソン (FA)
タイ・ケリー (FA)
注目の選手
投手
ディーン・クレマー (ボルチモアO 🇺🇸)
フォーシームとカッターで投球を組み立てる、昨シーズン8勝を挙げた右腕。投手陣の柱。
内野手
ザック・ゲロフ (オークランドA傘下 🇺🇸)
期待の若手選手。強打の三塁手で足もあるが、守備に難がある。特に肩が弱く送球に問題があり二塁にまわる可能性も。
外野手
ジョク・ピーダーソン (サンフランシスコG 🇺🇸)
MLB通算171本塁打のスラッガーで、2度オールスターに出場した野手の柱。MLB公式サイトで、DHの大会ベストナイン候補に挙げられている。