MLBパドレスのダルビッシュ有が、侍ジャパンにエールを贈った。
野球選手で、自分の言葉をもつ選手はあまりいない。そんななかでダルビッシュ有はなかなか稀有な存在である。
イチローも自分の言葉で語るが、じっくりと熟考した言葉のように感じる。それに対してダルビッシュは自然体である。
もちろん何も考えてない、という意味ではない。そのぶん、SNSの利用の仕方もあるが、イチローよりも距離感が近く感じるのである。もちろん二人とも、とてつもなく遠い存在なのだが。
北京五輪での星野監督とのエピソードや、田中将大、千賀滉大に対しての思い、コロナ禍におけるオリンピック開催に対するアスリートとしての振る舞い方などは、必読である。