侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。基本的には月曜、木曜更新です。

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【東京五輪出場国レビュー/韓国編】

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韓国代表

WBSC世界野球ランキング 3位

グループステージ グループB

2019プレミア12で、開催国日本を除いたアジア1位になったことで東京行きを決めた。6回目のオリンピック出場となり、前大会優勝国である。前大会の北京五輪では予選リーグから全勝で金メダルとなった。

日本とは別のグループのため、グループステージでの対戦はない。可能性があるのはノックアウトステージ以降である。

また、韓国代表は大会前の国内チームとの強化試合3試合を2勝1分けで終えている。

 

 

主な国際大会での成績

オリンピック

ロス五輪 4位

ソウル五輪 4位

アトランタ五輪 8位

シドニー五輪 銅メダル

北京五輪 金メダル

 

ワールド・ベースボール・クラシック

2006WBC ベスト4

2009WBC 準優勝

2013WBC 1次ラウンド敗退

2017WBC 1次ラウンド敗退

 

プレミア12

2015プレミア12 優勝

2019プレミア12 準優勝

 

 

主な出場選手

李義理

イ・ウィリ(起亜タイガース)

左投左打(投手)

今年の高卒ルーキーで、19歳という若さで代表入りを果たした。制球力とキレが抜群のストレートが非常によくて、奪三振能力が高い。オリンピックでとても楽しみな選手の一人である。

 

呉 昇桓

オ・スンファン(サムスン・ライオンズ)

右投右打(投手)

韓賢熙(ハン・ヒョンヒ)の代表辞退により追加招集された。

2014年から2シーズン、阪神タイガースに在籍していたので馴染みのある野球ファンも多いだろう。韓国では石直球と呼ばれるストレートを投げて三振を奪うリリーフピッチャー。アジア通算最多セーブ記録保持者である。

2008北京五輪

2006、2009、2013、2017WBC

 

梁義智

ヤン・ウィジ(NCダイノス )

右投右打(捕手)

ゴールデングラブ賞6回、韓国シリーズMVP2回の韓国代表の司令塔。2019シーズンでは首位打者のタイトルを獲得していて、今シーズンは打率リーグ2位、本塁打と打点でリーグ2冠の打てる捕手である。韓国代表の4番候補。

2015、2019プレミア12

2017WBC

 

姜白虎

カン・ベクホ(KTウィズ )

右投左打

韓国リーグ初となる高卒ルーキー開幕戦ホームランを記録している。外野と一塁を守り、オールスター戦とレギュラーシーズンでも1イニングだけ投手として登板している。侍ジャパンの村上宗隆と同世代で、ルーキーイヤーの2018シーズンに29本塁打を放ち、新人王を獲得している。将来の韓国4番候補。

2017 U-18ワールドカップ

2019プレミア12

 

金賢洙

キム・ヒョンス(LGツインズ)

右投左打(外野手)

21歳で北京五輪韓国代表に選出された。09WBCではレギュラーとして指名打者でベストナインを受賞した。2015プレミア12では大会MVP。2019プレミア12決勝では山口俊からホームランを打っている。2016年にMLBボルチモア・オリオールズに移籍。2018年から韓国リーグに復帰した。

長年に渡り、韓国代表を支えてきた強打者。

2008北京五輪

2009、2013WBC

2015、2019プレミア12

 

李政厚

イ・ジョンフ(キウム・ヒーローズ)

右投左打(外野手)

名古屋生まれ韓国育ちの安打製造機。元中日ドラゴンズで2006WBCにも出場した李鍾範(イ・ジョンボム)の息子である。

2017年のルーキーイヤーに韓国リーグの歴代新人最多安打記録を23年ぶりに更新した。これから先、韓国代表の中心選手となるであろう逸材であることは間違いない。

2017アジアチャンピオンシップ

2019プレミア12

 

 

韓国代表に関するニ、三の事柄

日本の永遠のライバル韓国。ロス五輪以降の主要国際大会で見ると、日本と韓国の代表通算対戦成績は日本の10勝9敗と、ほぼ互角である。

オリンピックでは日本は3勝4敗と負け越していて、なおかつシドニー五輪以降、すなわちプロ選手参加以降は日本はオリンピックで韓国に勝てていない、という嫌なデータがある。

WBCでは4勝4敗の五分。2009WBCの伝説の決勝で勝ったのを最後にWBCでは対戦はない。

最後にプレミア12は3勝1敗。2015年大会では悪夢の準決勝逆転負けが忘れられない。直近の2019年大会では決勝で逆転勝ちして、4年前のリベンジを果たしている。

 

韓国野球は打高投低と言われていて、アメリカタイプのパワーベースボールである。特に今回の代表選考では野手はバランスのいい選考だが、投手陣は経験の浅い若いピッチャーが多い。東京五輪では侍ジャパンの強力投手陣と、韓国代表の破壊力抜群の打撃陣の対決が見所だろうが、もちろん未知の若い投手陣も脅威だろう。オリンピックでは韓国に分が悪い日本代表、どんな戦いを見せてくれるだろうか。

 

 

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