決勝戦
🇯🇵日本 5− 3 台湾🇹🇼
侍ジャパン大学代表
1. (指) 飯山 志夢
2. (左) 西川 史礁
3. (中) 渡部 聖弥
4. (一) 立石 正広
5. (右) 吉納 翼
6. (三) 柳舘 憲吾
7. (二) 繁永 晟
8. (捕) 神里 陸
9. (遊) 山縣 秀
(投) 寺西 成騎
プラハ・ベースボール・ウィーク決勝戦の先発寺西成騎(日体大)は、中学生のときにU-15代表経験がある。同チームには内山壮真(現ヤクルト)、根本悠楓(現日本ハム)、などがいた。バッテリーを組んだ神里陸もチームメイトだった。
寺西は幸先よく2死を取るが、3番の曾昱磬にヒットを打たれると、4番の范育銓に逆方向のライトフェンスを越える2ランホームランを打たれてしまう。
初回にリードを許す展開となったが、すぐさま打線が反撃した。好調のトップバッター飯山志夢(立正大)がレフト前ヒットでチャンスをつくると、渡部聖弥(大阪商業大)の内野安打に立石正広(創価大)のレフト前で満塁とした。つづく5番の吉納翼(早稲田大)の内野ゴロで1点を返すと、オープニングラウンド最終戦のチェコ戦につづいてスタメン起用された柳舘憲吾(國學院大)がライト前タイムリーを打ち同点に追いついた。
2回から4回は日本の攻守などもあり、両チームともに得点なく、試合が動いたのは5回表。
力投していた先発の寺西は初回につづき、9番でキャッチャーの朱瑋淇に逆方向へのホームランを打たれ、勝ち越しを許した。
日本の反撃は6回裏。1死から8番の神里から打線が繋がり満塁とし、西川史礁(青山学院大)が三遊間へ強烈な内野安打を放ち同点。さらに渡部の打球がゲッツー崩れとなり勝ち越しに成功した。
さらに7回裏に台湾代表のエラーなどで1点を追加した。
8回と9回は中村優斗(愛知工業大)がマウンドへ。ストレートで台湾打線を沈黙させ逆転を許さず無失点で試合を締め、初出場のプラハベースボールウィークで優勝を果たした!
WBC出場をきっかけに野球人気が高まったチェコ共和国。最終日も満員となったスタンドは欧州野球の大きな可能性を感じる。
侍ジャパン大学代表は10日にオランダへ移動し、第31回 ハーレムベースボールウィークに出場する。
Perfect run for Samurai 🇯🇵 Japan throughout the 2024 Prague Baseball Week! The future is bright for the No. 1 team in the world. 🤯#baseballczech #praguebaseballweek pic.twitter.com/U7NDy0OC6C
— BaseballCzech (@BaseballCzech) 2024年7月9日