オープニングラウンド第3戦
🇯🇵日本 9− 3チェコ共和国🇨🇿
侍ジャパン大学代表
1. (中) 飯山 志夢
2. (指) 西川 史礁
3. (左) 渡部 聖弥
4. (一) 立石 正広
5. (右) 吉納 翼
6. (三) 柳舘 憲吾
7. (二) 繁永 晟
8. (捕) 神里 陸
9. (遊) 山縣 秀
(投) 渡邉 一生
チケット完売の第3戦で先発した渡邉一生(仙台大)は、初回から連続三振を奪い快調なスタート。
渡邉は球威とキレのあるストレートに変化球を織り交ぜ、チェコ代表を5回まで無失点に抑えた。
6回、WBC2023にチェコ代表不動の4番として出場したマルティン・チェルベンカに2ランを打たれたものの、失点はそれだけで、6回3安2打失点9奪三振の好投。
チェコ共和国の先発は、WBC2023の日本戦で先発したオンジェイ・サトリアである。
侍ジャパン大学代表打線は、キャッチャー、セカンド、サードを入れ替えてスタメン。2回裏2死から初スタメンの繁永晟(中央大)がセンター前ヒットで出塁し、二盗を決めてチャンスメイク。
さらに初スタメンの神里陸(國學院大)がライト前タイムリーを打ち先制点を挙げた。
つづく3回も2死から2番西川史礁(青山学院大)の三塁打、渡部聖弥(大阪商業大)の二塁打で追加点。
4回には繁永のタイムリー、チェコ代表のエラー、飯山志夢(立正大)のタイムリーで計3点を奪い5点差とした。
2点を奪われ3点差となると、すぐさま繁永のヒットから、飯山と西川の連続タイムリーで2得点。
さらに7回裏にはやはり初スタメンの柳舘憲吾(國學院大)が2ランホームランを放ち、差を広げた。
投手陣は7回と8回を外丸東眞(慶應義塾大)と伊藤樹(早稲田大)が、最終回は藤井優矢(東日本国際大)が投げ、連続エラーで失点するが、三者連続三振でゲームを締めた。
今更だが、プラハ・ベースボール・ウィークはグループAとグループBに湧かれていて、日本が戦っているのがグループAなのだが、グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出する、というシステムではない。
グループBにはギリシャ、スロバキア、ハンガリー、オーストリア、リトアニアの5カ国が参加しているのだが、こちらは強化試合の意味合いが強いグループとなっている。
決勝戦はグループリーグでサヨナラ勝ちをした台湾代表と対戦する。