世界野球プレミア12。日本で始まったスーパーラウンドの3日目である。今夜はEテレの「ソーイング・ビー」を見なければいけないのである。
スーパーラウンド
日本vsメキシコ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
MEX | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
JPN | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(日)今永、甲斐野、山本、山崎ー會澤
【本】
1 | 1B | 山田哲人 |
2 | SS | 坂本勇人 |
3 | DH | 浅村栄斗 |
4 | RF | 鈴木誠也 |
5 | 2B | 外崎修汰 |
6 | LF | 近藤健介 |
7 | 3B | 松田宣浩 |
8 | C | 會澤翼 |
9 | CF | 丸佳浩 |
P | 今永昇太 |
4番の鈴木以外の打順を大幅に入れ替えた侍ジャパンは初回に打線が繋がった。坂本がヒットで出塁すると、3番に入った浅村は三振に倒れるが頼れる4番鈴木誠也がタイムリー。さらに外崎!がつづき、近藤のタイムリーで2点目を入れた。2回裏には坂本にタイムリーが出て1点を追加した。幸先のいいスタートである。
先発は今永。素晴らしいピッチングでメキシコ打線を圧倒した。6回を1安打8奪三振!許した1本がホームランだったのはアレだが、ほぼ完璧な内容だ。つづく甲斐野、山本、山崎は1安打も打たれることなく試合をつくった。ルーキーとは思えない甲斐野のピッチング。山本の149キロのフォークはもはや新球である。
ここまで全勝のメキシコ打線が沈黙するほど、侍ジャパンの投手陣は最高だった。唯一の安打は今大会絶好調の1番ジョーンズの2試合連続ホームランだった。どうでもいいがメキシコ代表のキャップは日本でも人気の'47ブランドである。
侍ジャパンは2回以降は追加点を奪えなかったが、不満はあっても不安は感じなかった。それだけ輝いていた侍ジャパンの投手陣というわけだ。先制点を取って逃げ切る。これが侍ジャパンの勝ち方だろう。
アメリカvsオーストラリア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
AUS | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
USA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
オーストラリアはスーパーラウンド初勝利。オーストラリアは初回、1死満塁のチャンスにホワイトフィールドのタイムリーで2点を先取。その後は両チームともに決め手なく、8回裏にアメリカが1番ペイトンのホームランで1点を返すがそれで終わり。アメリカは決勝進出の可能性がなくなった。さらにはプレミア12での東京五輪出場権獲得も厳しい状況になった。
現時点でのスーパーラウンドの勝敗は以下のようになっている。
日本 3勝1敗
メキシコ 3勝1敗
韓国 2勝1敗
台湾 1勝2敗
オーストラリア 1勝3敗
アメリカ 1勝3敗
決勝進出の可能性が残されているのは日本、メキシコ、韓国、台湾である。15日(金)の韓国vsメキシコで韓国が勝つと日本の決勝進出が決定である。メキシコ、台湾と並んでも両チームに勝っているからである。メキシコが勝つと、16日(土)の最終日の日本vs韓国で勝ったほうが決勝進出となる。かなりしびれる試合になるだろう。