くたばれコロナ!とりあえず小さくたって大声で言わねば気がすまぬ昨今。
まあ、五郎は普通にコロナ以前と変わらない感じで働いているので自宅で暇、ということはないんだけど、やはり休日はほとんど外出することなく家で西部劇を見たりアメコミを読んだりしているわけで、はっ!あまり以前と変わらん。でもやっぱり窮屈だな。嫌だな。と思う。東京五輪も延期となり、2021WBCも開催が不透明。プロ野球の開幕も最短でも5月になりそうだ。
というわけで世界各国の野球の代表チームのユニフォームを見ていこうと考えた。それがこのブログらしいと思ったからだ。
現時点では開催が未定ではあるが、2021WBC本選に出場する国と予選に出場する国のユニフォームを見ていきたい。まずはヨーロッパ編である。掲載順はWBSCランキング順である。WBCに出場する国は日本でも馴染み深い国になっていると思うが、あらためて見てみる。
⬇️WBC2023出場国ユニフォームはコチラ
オランダ代表
WBSCランキング9位
ヨーロッパ最強国。オリンピックとプレミア12ではメジャーリーガー不在のため目立った成績は残せていないが、WBCでは2大会連続でベスト4である。昨年の欧州野球選手権では安定の優勝だったが、同年の東京五輪ヨーロッパ・アフリカ大陸予選では決勝でイスラエルに敗れてしまった。さらにはプレミア12でもキューバ、プエルトリコと並んで10位と散々だった。
基本的なホーム用ユニフォーム。2017WBCではこれを着用していた。
ビジター用ユニフォーム。やはり2017WBCで着用していた。
これもホーム用。オレンジといえばオランダ。最もオランダらしいユニフォームだ。
これもビジター用。オランダ代表は4種のユニフォームを使い分けている。
キャップである。王国らしく王冠を模したデザインマークだったときもある。
チェコ共和国代表
WBSCランキング16位
ヨーロッパ勢でオランダの次にランクインしているのがチェコである。プレミア12出場圏内の12位が見えてきたのである。昨年の欧州野球選手権でも5位に入り東京五輪ヨーロッパ・アフリカ大陸予選に進出した。東京五輪出場権は得られなかったが、アンダーカテゴリーで来年のU-23ワールドカップ出場を決めている。
ホーム用の白を基調としたユニフォーム。
ビジター用。左胸にCR。Czech Republicの略だ。
キャップである。ビジター用同様にCRである。なかなか力強いデザインでカッコいい。知らん人が見たら野球のナショナルチームのキャップだとは思うまい。
イタリア代表
WBSCランキング17位
オランダとともに欧州の強豪国だが、近年は精彩を欠いてるようだ。WBCには4大会連続で出場しているが、プレミア12 2015では最下位。昨年の同大会には出場すらできなかった。あのマイク・ピアッツァが代表チーム監督に就任し、2021WBCで巻き返しなるか。でも今はそれよりも何よりもコロナに負けず、ここは踏ん張ってほしい。負けるなイタリア!
白のホーム用ユニフォーム。基本的には大きな変化はない。
グレーのビジター用。いいね!
もう一つのブルーのビジター用。やはりイタリアはブルーだ。
キャップである。実にシンプルなキャップである。
イスラエル代表
WBSCランキング18位
近年は欧州の野球勢力図を書き換えるほどの躍進ぶりである。予選を突破し2017WBCに出場すると、韓国での第1ラウンドを1位通過して、東京での第2ラウンドに進出した。昨年の欧州野球選手権で4位に入り東京五輪ヨーロッパ・アフリカ大陸予選に出場すると、決勝でオランダに勝利し東京五輪出場を決めた。
白と青のホーム用ユニフォーム。
ビジター用のシンプルなデザイン。いいですね。
2017WBC第2ラウンドの日本戦で着用していたユニフォーム。記憶にあるファンも多いだろう。
キャップである。イスラエル国旗にもデザインされているダビデの星である。
ドイツ代表
WBSCランキング19位
このあたりから日本での認知度がぐっと低くなると思われる。ドイツで野球?やってるのだ。メジャーな国際大会であるWBC、プレミア12、オリンピックにはまだ出場経験がないため日本では知られていないが、オランダ、イタリア、スペインとともに欧州四強の一角であった。最近はイスラエルの猛追でその座も危うい。アンダーカテゴリーで、予選を勝ち抜き今年のU-23ワールドカップ2020にチェコとともに出場する。
昨年8月にヨーロッパ野球選手権に向けて佐賀県で強化合宿を行った。いいなあ、佐賀。ヨーロッパのリアルな野球を間近で生で見られるという貴重な経験を得たのである。
白を基調としたホーム用ユニフォームはやはり基本だ。Deutschlandである。
国旗の黒、赤、黃を配したビジター用ユニフォーム。オランダの黒ユニに似てるがこっちのほうが好きかな。
キャップである。「Deutschland」の「D」だ。ドイチュラントである。Germanではないのね。
スペイン代表
WBSCランキング20位
欧州四強の一角。2013WBCに予選を突破して本選への出場を果たした。ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラと同組という絶望感しかない第1ラウンドだったが、やはり全敗で終えた。昨年のU-18ワールドカップではオープニングラウンド初戦で侍ジャパンU-18代表と対戦したことを覚えているファンも多いだろう。
白に赤。そして黄色。アジアの某国と同じ配色のホーム用ユニフォーム。同じ配色でもスペイン代表だと当然のことに思想的カラーリングではなく単に情熱的な色となる。
ビジター用は赤がメインとなる。より熱量がアップした。胸ロゴは「España」である。「Spain」ではない。
キャップである。「España」の「e」だ。
フランス代表
WBSCランキング25位
日本で野球のフランス代表といえば吉田義男だ。ムッシュ吉田。元阪神タイガース監督で、元フランス代表監督である。ムッシュ吉田は1989年から1995年まで代表監督をつとめ、フランス野球のレベルアップに貢献した。その後はカナダ系フランス人エリック・ガニエが、現在はMLBでワールドシリーズ3度制覇の名将ブルース・バウチーが就任して、初のWBC出場を目指している。
以前はトリコロールカラーのホーム用ユニフォームであったが、今では白にネイビーのシンプルなデザインとなった。フランスらしさは消えたが、こちらのほうが洗練されてカッコいい。
ビジター用もシンプルである。欧米人、というかヨーロッパ人はシンプルでもカッコいい。これをアジア人が着たら、なんか違う、となるわけだ。
キャップである。純粋に欲しいな、と思う五郎なのであった。
イギリス代表
WBSCランキング31位
ドイツ、スペイン、フランス、イギリスとすべてサッカー強豪国である。これらの国で野球人気が高まる時がくるのだろうか?爆発的人気スポーツになるとは思えないが、今より少しは人気が出てWBC出場を目指す代表チームが注目されればなと思うのである。
イギリスでは昨年、MLB公式戦がロンドンで開催された。初のヨーロッパ開催で、ヤンキースvsレッドソックスである。第1戦のヤンキース先発は田中将大であった。興行的には成功だったが、本来の目的であるヨーロッパへのベースボールの普及、という意味ではどうだったのだろうか。これはすぐに成果が出るわけではないのでなんとも言えないが、今年の開催も決定していたことを考えるとMLBは手応えを感じていたのだろう。
WBCにおいてはオランダ代表におけるキュラソー島出身選手のように、バハマ出身の選手はイギリス国籍なのでイギリス代表に選出可能である。開催が無期延期になってしまった2021WBC予選でイギリス代表のエース格に期待されていたバハマ出身のターナイ・トーマス投手は注目である。
ホーム用ユニフォーム。サッカーやラグビーはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドでそれぞれ代表チームがあるのだが、野球の代表チームは統一されている。なので胸のロゴはGREAT BRITAINである。
ビジター用ユニフォーム。潔いほどシンプルなデザインだ。
GREAT BRITAINである。国旗もイギリスの国旗である。当たり前だが。
さて、次回は中南米編になると思われる。いつになるかはわからないが、できるだけ早めにアップしたいと思っている。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!
がんばるんじゃない!怠けないこと!
そんな感じで。