アロー。
侍ジャパンの歴代ユニフォームのレプリカを紹介するこのカテゴリー記事も、遂に現在に到達したわけである。
すなわち今回は2019年のWBSCプレミア12のときのユニフォームである。
といっても特にプレミア12用のユニフォーム、というわけではなく、トップチーム監督に稲葉篤紀が就任した2017年から4年間使われているユニフォームである。
前ユニフォームから大幅なデザイン変更があったわけではない。縦縞や胸の「JAPAN」レターのデザインは踏襲されている。
だが、日本代表ユニフォーム史に残る、とてつもない改革が断行されたのである。
メーカーがミズノからアシックスに変わったのである。これはものすごいことだ。いや、だからなんだよ、と言われてしまうと困ってしまうのだが、とにかく大変なことである。ミズノは侍ジャパン創成期、黎明期を支えてきたメーカーである。オリンピックも、WBCもミズノが侍ジャパンを支えてきたのだ。だから言う。
ありがとうミズノ!
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team Replica Jersey
2019 WBSC PREMIERE 12 Home
前回よりスッキリした印象を受ける。
おそらくはこの「JAPAN」レターは当分のあいだ変更されないと思う。というか変えてはいけないのだ。で、右胸のアシックスロゴの違和感はなかなか消えなかったな。
何度でも言うが、JAPANと日の丸と侍プライマリーマークは刺繍にしてほしい。
当然のことに、このアシックスタグにも慣れなかったな。
右袖の侍ジャパンのプライマリーマーク。このマークは定着してきたと思う。日本代表を大会ごとの一過性のチームではなく、継続的なチームとしたことの効果だろう。このマークを見ると、あのアンセムが聞こえてくるのだ。
背襟にも侍ジャパンプライマリーマーク。
ストライプをズームしてみると、小さい輪っかが繋がっていることがわかる。
これは日本の伝統的な縞模様のひとつである「輪つなぎ」を取り入れたものである。色違いの無数の輪がつくりだす繋がりは、ファンと選手の間にある限りない想いの繋がりを象徴している、らしい。
松田宣浩!マッチ!熱男!
いやあ、ライオンズの選手じゃないんです。悩みましたよ。でもなぜか、松田宣浩の代表ユニフォームが欲しかったんです。
やはり侍において松田宣浩は貴重な存在である。後継者は、現れないだろうなあ。