ホーム用をやったのであれば、当然のことに次はビジター用である。ホーム用があって、ビジター用がある。君がいて僕がいる。それが世の理である。
今回も前回につづき「侍ジャパンシリーズ2022」のときのユニフォーム。すなわち、栗山英樹のトップチーム監督就任に伴い変更された侍ジャパンの通常ユニフォームである。
前回も書いたが、栗山ジャパンとしては新型コロナの影響もありWBC以外の国際大会出場はなく、トップチームがこのユニフォームを使用したのは強化試合のみとなった。
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team
Replica Jersey
SAMURAI JAPAN SERIES 2022
Visitor
アシックスからミズノへの復帰で、ホーム用に大胆なモデルチェンジはなかったが、ビジター用は生まれ変わった、というか見覚えのあるデザインに回帰した。
そうだ。2009年のWBCのときのユニフォーム。あの伝説の決勝戦のときのユニフォームのデザインをベースにしている。
⬆️これがWBC2009の侍ジャパンユニフォーム。
胸の「JAPAN」レターは2013年以降は変更なしの伝統レターである。下は2009の筆記体レター。このタイプを好むファンも多い。
だがWBC2023優勝、大谷翔平着用で現行レターの人気が急上昇しているかもしれない。知らんけど。
左胸の日の丸。印刷だ。
WBC版では日の丸は左袖に移動する。
右胸のミズノマーク。やはりプリントだ。
首まわりのミズノのタグ。
埼玉西武ライオンズの與座であります。
強化試合とはいえ、まさかの代表初選出に親のように喜んだものさ。
與座がWBCに出場するのだろうか。日本代表伝統のアンダースロー枠に與座が入るのだろうか。渡辺俊介→牧田和久と繋がれたバトンを與座海人が受け取るのだろうか。
などと、考えて夜も眠れない日がつづいたが、結果は皆さんご承知のとおり。選ばれませんでした。
まあ、今回の栗山監督が目指した新しい日本野球の理想形に與座は入ってなかった。ということだろう。当然といえば当然である。
さて、トップチームでの使用頻度が極端に少なかったこのノーマルユニフォーム。
今年の夏くらいにはトップチームの新監督が決定するだろうが、その後にユニフォームが新デザインとなれば御役御免となる。だが、WBC優勝の縁起のいいユニなので、続投ということもあるかも。知らんけど。