令和4年11月11日の日刊スポーツ。
栗山監督就任から1年、ようやく海外チームとの強化試合である。本来なら同年の3月に台湾代表との強化試合が予定されていたが、まだ新型コロナウイルス感染拡大の影響が残っていて、中止となってしまった。
このオーストラリア戦の前に東京ドームで北海道日本ハム、巨人と強化試合をしていて、実質的には栗山監督のトップチーム初采配は日ハムと巨人との試合である。こちらは二試合とも見に行った。
最近またロッテファンからも叩かれ気味の佐々木朗希である。なんというか、本人がその気ならNPBを経由せずに高卒でMLB行き、という時代になってきたのかもしれませんね。渋々日本で、というのもなんだかな。知らんけど。
で、オーストラリアとの強化試合2戦目で、佐々木朗希が遂に侍ジャパン・トップチーム先発デビューしあわけである。
WBC球にまだ順応できてなくて圧巻のピッチング、とまではいかなかったが、しっかりと4回を無失点に抑えたのはさすが。
国内組だけのチームと、MLB組加入のチームはまったく別物だということが後にわかる。
アジアの代表チームは、アメリカや中米の代表チームとは違いMLB組不参加でもそれなりの戦力を揃えることができる。
もちろん国内組だけの侍ジャパンも強いのだが、MLB組が入ると次元の違うチームへと変貌することが翌年の3月に判明する。