侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

侍Jシリーズ2024 欧州代表戦 トーチュウ2024年3月8日

侍Jシリーズ2024:トーチュウ

 

井端監督になってからというもの、どうも侍ジャパンの存在感が薄い。インパクトが弱いのか。不人気なのか。いや、そんな言葉で片付けたくないけど、でも現実として紙面が静かだ。

そんな時代にあって、それでも東京中日スポーツ──トーチュウだけは違う。

ちゃんと拾う。ちゃんと載せる。井端ジャパンの記事を、一面にしてくれる。

ありがたいじゃないか。

そういう新聞が、まだ残っている。もう紙では買えないけど。コンビニから姿を消したけど。でも魂は残っている。

電子版の奥で、まだインクの匂いがしている。

それがトーチュウだ。

では、パン、パン、ご飯、食後にパン、スポーツ新聞。

 

 

 


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で、その一面が、松山晋也。松山晋也が一面。それがトーチュウ。他紙だったら絶対やらない。

「地味」「一般ウケしない」とか言って外す。でもトーチュウはやる。松山を載せるのである。それがもうロックであり、愛であり、名古屋である。

侍ジャパンシリーズ2024。強化試合。相手は欧州代表。

強化試合と呼ぶには、日本にとってはあまりに“強化”が薄い。

でも、それでいいのだ。

強い者が弱い者を鍛える。それが伝道である。侍ジャパンは、勝つだけじゃない。見せるのだ。教えるのだ。

君たちは野球の伝道師たれ。

井端よ、松山よ、金丸よ。君たちが投げるたびに、ボールが海を渡っていくのだ。ベースボールが伝わっていくのだ。

 

 


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そしてその試合。欧州代表相手に、6投手によるパーフェクトリレー。

完璧。

ひとり残らずミスなし。その先頭に立ったのが、大学生・金丸夢斗。

金丸。夢。斗。

名前からしてもう出来すぎてる。

トーチュウはそういう運命を見逃さない。

紙面の上で、インクが輝いていた。そこにあるのはニュースじゃない。

詩だ。

祈りだ。

野球という名の宗教、その福音書である。

そういうことを、トーチュウはまだわかっている。ありがたいじゃないか。

ほんとに、ありがたいじゃないか。