侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。日本代表ネタ、国際大会ネタがないときは野球カードでつなぎます。お許しを。

【侍ジャパン栗山監督、2023WBCにアマ選手大抜擢を示唆】

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侍ジャパン・トップチームの栗山英樹監督が3日のプロアマ交流戦日本ハム2軍―早大戦(鎌ケ谷)を視察した。早大監督は、元千葉ロッテの小宮山悟である。


来年春に開催予定の第5回となる2023WBC出場の侍ジャパンに、アマチュア選手を抜擢する可能性を示唆した。
この日はドラフト上位候補の早大・蛭間拓哉外野手に熱視線を送っていた。

 

栗山監督は1日にも日体大―東京ガス戦を視察するなど、アマチュア選手にも発掘の目を光らせている。今秋のドラフト候補選手らは、プロ入りしていたとしても春のWBC開催ではまだ公式戦デビュー前となる。現段階から彼らの成長曲線を見守っているのであろう。


「もちろん今のプロ野球で大活躍している選手が中心に行くんだけど、世界一になるために、若い、一気に駆け上がる勢いを持った選手が何人か必要。それを探しているところもある。その素材だけはしっかり見落とさないように、気を付けてやるつもり」
と、栗山監督はWBCにおいては過去に例のない大抜擢の可能性を示唆した。


新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となってしまったが、5、6日に予定されていた台湾戦では、二刀流で話題の矢澤宏太(日体大)山田健太(立教大)らをリストアップしていた。つくづく中止が残念である。真のトップチームではなくて、アマチュア選手を含めた将来有望の若手が集まった侍ジャパンを見ることができる機会だったのに、悔しくて眠れない。寝るけどね。


昨年の東京オリンピックで、プロデビュー数ヶ月のルーキーだった栗林(広島)と伊藤(日本ハム)が活躍したことを考えると、決して非現実な選考ではない。

高卒ルーキーの松坂大輔はルーキーイヤーのシーズンオフにシドニー五輪アジア地区予選に日本代表のエースとして出場しているし、高卒2年目の田中将大も北京五輪に出場している。
過去には星野監督が北京五輪アジア地区予選となるアジア選手権に長谷部康平(愛知工業大学)を、小久保監督が強化試合である台湾戦において、大瀬良大地(九州共立大学)、髙木伴(NTT東日本)、岡崎啓介(日立製作所)、岡大海(明治大学)らのアマチュア選手をトップチームに招集している。
「全ての野球人の皆さんにいろんなことを教えてもらいながら、こっちは準備するだけ」