世界野球プレミア12の最終日である。愉しい日々も、やさしい時間もいつかは終わるのである。そんな日がいつかはくるのである。
決勝
日本vs韓国
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
KOR | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
JPN | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 |
(日)山口、高橋礼、田口、中川、甲斐野、山本、山崎ー會澤
【本】山田哲人
1 | 1B | 山田哲人 |
2 | SS | 坂本勇人 |
3 | CF | 丸佳浩 |
4 | RF | 鈴木誠也 |
5 | DH | 浅村栄斗 |
6 | 3B | 外崎修汰 |
7 | LF | 近藤健介 |
8 | C | 會澤翼 |
9 | 2B | 菊池涼介 |
P | 山口俊 |
トップチームの国際大会決勝進出は実に10年ぶりの侍ジャパンである。
侍ジャパンの先発は山口。韓国はW左腕エースの梁玹種。山口は立ち上がりにいきなり韓国打線につかまる。というかストライクが入らない。てことで初回に2本のホームランを打たれて3点を先制された侍ジャパン。よく3点で済んだな、というくらいに状態の悪い山口だった。
侍ジャパンはその裏にすぐに反撃、頼れる4番鈴木のタイムリーで1点を返す。2回からは山口に代えてピッチャー高橋礼。この投手交代で流れが日本にきた。2回裏に山田哲人の3ランホームランで侍ジャパンが逆転!
試合はここから投手陣が安定して両チームともに得点なく、7回裏の侍ジャパンの攻撃。浅村のタイムリーで侍ジャパンが待望の追加点!ラスト3回は甲斐野、山本、山崎の鉄壁のリレーで韓国を封じ込めて侍ジャパン10年ぶりの世界一!プレミア12初制覇!そして4年前の悪夢を振り払った!ピース。
3位決定戦
アメリカvsメキシコ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
USA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
MEX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1X | 3 |
アメリカは初回にいきなり噂のアイツ、アデルがホームラン。1点を先制するがメキシコは6回にクラークのタイムリー内野安打で同点に追いつく。が、アメリカはすぐにダルベックのタイムリーで勝ち越す。このままゲームセットかと思われた9回裏。クラークが起死回生の同点弾を放ち延長戦へ持ち込む。
タイブレーク。アメリカは無得点で10回表を終えてメキシコ。ナバーロのサヨナラヒット!見事に3位、そして東京五輪行きの切符を手に入れた!