日本の野球ファンにとっては、WBCとは違い、決勝戦を東京ドームで観戦できるのがプレミア12の最大の利点である。
メジャーリーガーが出なくても、やはり国際大会、侍ジャパンの試合は面白いのである。
チケットは3位決定戦と決勝戦の通し券なのでお得だ。昼からアメリカvsメキシコ戦を見てた。この3位決定戦は東京オリンピック出場権をかけた試合なので、単なる順位決定戦ではない。
結果は劇的なメキシコのサヨナラ勝ち。サヨナラヒットを打ったのは阪神タイガースのナバーロだ。
決勝戦は夜。
このようなボードが東京ドームを彩る。でも、なんか、WBSC主催のせいか、地味なデザインだよな。もう少し、こう、お祭り感というか、いや、贅沢を言ってはいけない。
2019年の国際大会はこのようになっている。夜に見ると近未来感がありステキだ。
東京ドームの国際大会では定番の22ゲート。
第2回プレミア12決勝戦!日本VS韓国!
4年前は準決勝で対戦し、大谷翔平が韓国打線をねじ伏せたのだが。だが。はは。
試合前のセレモニー。これが国際大会。これが決勝戦。11月にこんな試合を見ることができる歓び。
所詮はスマホのカメラさ。遠くて誰だかわからない。たぶん浅村だと。
高橋礼!
先発の山口俊がぽしゃって、かなり早めの継投で登板したが、流れを引き戻した!
4年前の悪夢を振り払い、見事に優勝!
稲葉監督、涙の胴上げ。
優勝トロフィーを掲げる松田宣浩!
決勝戦とはいいものである。
メジャーリーガー参戦のWBCのような派手さはない。オリンピックのようなスペシャル感もない。どこまでも地味な印象を拭い去ることができないプレミア12という国際大会。
開催意義そのものを問われる大会。まあ、そのへんのことは別の場所でつらつらと書いているのでくり返さないが、単純に観戦できるというだけで個人的には存在意義がある大会である。
いつか、プレミア12という大会が軌道に乗ったり、多くの野球代表チームが出場を目指す大会になったりしたら、開催は持ち回りになるのだろうか。一国開催となるのだろうか。
そうなったら、なかなか観戦するのは難しくなってしまうが、でもそれはそれでプレミア12という大会にとってはいいことなので、そんな日がくることを願いつつ、第3回大会の決勝戦も観戦したいなあ、なんて思ったりもする。